- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812445402
感想・レビュー・書評
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祖母に頼まれた鍵を探すため家同士の古くからの確執のある伯爵家に忍び込んだ公爵家の三男坊アレクサンダー。思いがけない伯爵家の娘アメリアの帰宅に身を隠すが、ふらついたアメリアを思わず抱きとめちゃってからの〜恋の始まり。許されない2人の恋愛のストーリーに併せ、祖父の代に起こった、両家の確執の元となった悲劇の真実と、2人の本当の幸せを握ると思われる鍵の行方がよりストーリーを盛り上げています。このカップル、好きだなぁ…ラストで父・公爵がアメリアに首飾りを手渡す場面でジ〜ンときました。
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☆2.5
エマ・ワイルズらしく雰囲気は大甘。
でも、順調すぎてちょっとダラダラしてる。
祖父母時代の謎が常につきまとうんだけど、なんだか中途半端だし
設定が活きてこず、あっさり終わりだし。
登場人物たちがなぜそういう行動をとったのかちょっとしっくりできなくてモヤモヤ感が…
(特に鍵の奪回にこだわるお祖母様。庶民な私には貴族の感覚が理解できないだけ?! あとヒロイン父も)
ヒロイン病弱設定なんだけど、なんか病弱さ感じないんだよね。
子供から大人になりかけの生意気な感じでかわいげないし。
(美人で完璧過ぎるのがオモシロクナイだけ、とも言える)
同時進行のロマンスは控えめかな。
こちらのカップルもいい雰囲気だったんだけどな~ -
ぜんそく気味だけど自立心豊かなヒロイン、放蕩者のうわさはあるけど実は誠実なヒーロー、出会いはショッキングだけど展開はまだるっこしい。祖父母の時代の確執がかかわってくるが善意か悪意どちらかわからないアクションにイライラした。
脇役の叔母のカップルの恋愛とか、ヒーローの兄夫婦の恋愛(未訳があるのか?)の方が興味深い。 -
〈シリーズ 1〉持病持ちの伯爵令嬢ヒロイン。伯爵家と確執のある孝公爵家三男ヒーロー。盗みに入った先でヒロインに発見されても堂々たる態度のヒーローである。不可解な展開も多い中2人に届きはじめた大昔の恋文。両家を巻き込んだ昔のスキャンダルに隠された真実を探るうちに2人はいつしか惹かれ合う。ヒーローがいつだってヒロインの身体を心配し守ろうとするロマンチックな展開。もう一組大人のロマンスも進行してるんだが そちらのやり取りも面白いな。