- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812459683
感想・レビュー・書評
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まだまだ未読の作家さんがいる、初読みである。士官学校で同期の桐島と高橋。妾の子と揶揄を受けるが優秀な桐島を、高橋は友でありつつもくそが付くほど真面目な憧憬のまなざしで見ている。桐島が上官の慰み者にされているのを見て、彼に欲情してしまった高橋。猛り狂った気持ちを桐島にぶつけるが、二人の袂は分かたれる。高橋は父の跡を継いで蔵相の秘書官の道へ…表題作から巻末の『紅蕾』まで、作者の美麗な絵柄と美意識が行き渡っている…古き良き、とは言わないがJUNEで本誌で見かけた絵柄の様な気がするのだが、イラストなど描かれてなかっただろうか。
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あまり好みの一冊ではなかったけれど、一つ一つのお話を読み終わるごとに思うことがありました。
JUNEのような、ほの暗く痛みを感じた -
勧められた作品。☆4.5くらい。
圧倒的な画力、キャラを見せるセンス、懐かしい雰囲気の典型的な
JUNE本で期待以上だった。再読も楽しみ。 -
一本一本丁寧に描いている感じのする絵です。
あとがきで、担当さんに"BOY'Sというより男色」と指摘されたとか。
うんうん。でも、それがすごくいいんです~。
単純にBLとしてだけじゃなく、何か心に残る作品だと思います。 -
☆4.5
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◆
『白の無言』、『古痕』、『青蝉』、『患者H』、『紅蕾』の五編収録。
BLと言うよりは耽美系作品。
私の好みは最後の『紅蕾』で、非常にクオリティの高い源平物。
歴史に材を取ってはいるものの、完全に架空の作品。
だが、それが気にならないくらい出来が良い。
これは大竹版「敦盛の最期」だと言える。
こういう時代物がもっと読みたいものだ。
他の四編は“帝国陸軍好き”には絶対オススメ。
http://livelydecadence.blog45.fc2.com/blog-entry-36.html -
このお方に一生ついていきます。