誰がおまえを好きだと言った (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
- 竹書房 (2005年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784812462041
感想・レビュー・書評
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センスありすぎです。手練れだよなあこの人。
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同級生の弟、宗次郎に昔から何度も告白され続けている昌幸。
ノンケの彼がそれを相手にするはずも無く、軽く交わし続けてきた。毎回自分より背が高くなったら考えてやる、や自分よりいい大学出たら考えてやる、などと嘘っぱちな条件付きで。
宗次郎がその条件全てクリアしてしまい、これ以上考えられなくなったのはもう二人が大人になってから。
最初の告白から月日も経っているが、宗次郎の気持ちは変わらず昌幸が自分を好きになってくれるまで待つという。
もしも宗次郎が女だったなら最高の恋人。そうは思える昌幸だけれど男の彼には…
そんな時宗次郎が結婚すると聞いて?!
他短編6本収録 -
短編集。
ややオヤジよりだが(キャラ)やはり面白い。
そして厚いのでお買い得!
米猫は表題作とコンビニ店長のお話が好きです。
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山田ユギさんの本は基本的にどれも好きですが、このオムニバス的短編集は特にお勧めです。一途な攻めってとてもいい…。
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●あらすじ●</br></br>
同級生の年の離れた弟・宗次郎に昌幸が初めて告白されたのは昌幸が高校生、宗次郎が小学生の時。冗談にしか思えない出来事だったが以来10数年、昌幸が脚本家になり、宗次郎がエリートサラリーマンになった現在もその関係は変わらない。</br>
「昌幸さんが俺のこと好きになってくれるまで待ちます」</br>
自他ともに認めるイイ男に成長した今も昌幸を追い続ける宗次郎。</br>
(女だったら理想の恋人だけど・・・お前じゃダメなんだ)</br>
そんなある日、宗次郎が昌幸をあきらめて上司の娘と見合いをしたと聞かされて!?</br>
大人になると自分の気持ちに正直になるのが難しい・・・やっかいな男達のもどかしい恋愛模様を描いた待望の最新作品集。</br></br>
●感想●</br></br>
☆誰がお前を好きだと言った</br></br>
脚本家・受・富永昌幸×年下エリートサラリーマン・攻・宗次郎。</br>
昌幸がバーで兼次郎(宗次郎・兄)に言った本音はあまりにも傲慢ではございますが、それさえも可愛く思えてしまうのですよ。でも、やっぱり一途で主導権を昌幸に握らせてるようでいて実は宗次郎の方が上手な感じがするんですけど・・・。</br></br>
☆我が家は楽し</br>
リーマン・受・内藤×元同級生の塾講師・攻・小林円+円の別れた奥さんの息子で高一の晃太。</br>
二人とも離婚経験者だしノンケ。20年ぶりの中学の同窓会で再会し、内藤が慰謝料の支払いで生活苦のため円の家に同居することに。円の家に泊まりに来た晃太が、内藤に手を出し・・・。</br>
この話、どっちからもお互いが好きだという思いがないと言うか、ホントに只の友人みたいでどうなるのかしら?と思っていたら伏兵・晃太登場。なぁ〜んだ、中学時代から好きだったんじゃん!</br>
どうしてこの人の描く泣き顔って色っぽくて可愛いんだろ〜。晃太は内藤に興味津々だし、この後また描いてくださいよ〜。</br></br>
☆照る日曇る日</br>
☆暗いトンネルの向こう</br>
元上司・受・小磯周平×年下リーマン・攻・立花正範。</br>
絶対ね、立花・受だと思ったんですよ。予想を大きく裏切りましたけど、この話凄く好きです。元々、攻の小磯が、酔った勢いもあってか、別れた相手がいつもどんな気持ちでいたのか確かめようと未経験の立花を組み敷くのですが・・・泣き出す小磯が艶っぽいやら可愛いやらでツボでした。</br></br>
☆靴下の穴</br>
☆苺の染み</br>
バイト大学生・受・石川広人×店長のリーマン・攻・島田。</br>
島田は妻帯者で子供の写真を見せびらかしてるし、石川ウリやってるし・・・ここからくっつくのか?と思いましたが。なんだか石川が健気で・・・。でも実際、相手がノンケでこういう思いをしてる人って多いんだろうな〜。</br>
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☆おねがいちょっとだまってて</br>
リーマン・受・三原栄司×妻帯者のリーマン・攻・飯塚勝。</br>
栄司の隣の部屋の住人・金子とその友人で興信所の笠井。Hの声も泣き声も聞こえる隣室って・・・。栄司は可愛い、結構乙女キャラですね。金子+笠井はおまけ漫画で宗次郎の兄と共演?してます。</br></br>
おまけには「誰がお前を好きだと言った」の昌幸×宗次郎のその後、温泉Hでございます。</br>
是非、カバーをとって見てください。「誰がお前を受だと言った」「誰がお前を攻だと言った」・・・。確かに、この本に出てくる方々見るからにネコっぽいのは「靴下の穴」の石川ぐらいじゃないのかしら</br>どの話も始まりはどうであれ、ラストは納得のいくハッピ−エンドでもっと続きを読みたい!と思わせる作品ばかりでした。あまり短編集は好きではないのですが、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211&path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E5%25B1%25B1%25E7%2594%25B0%25E3%2580%2580%25E3%2583%25A6%25E3%2582%25AE%26index=blended">山田 ユギ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />先生の場合、短編でも引きこまれるし読み応えがあって好きです。最初、敬遠してた<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211&path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E5%25B1%25B1%25E7%2594%25B0%25E3%2580%2580%25E3%2583%25A6%25E3%2582%25AE%26index=blended">山田 ユギ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />先生ですが、ハマるとドツボ。来月は<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4832283588&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">太陽の下で笑え。</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4832283588" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />(花音コミック8/16発売予定)ですし、楽しみです。
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大好きユギさんのあだるてぃーな作品集。ああ…ほんま大好きです。とにかく読んどけ、そんな好きっぷり。