あやまちの花嫁に祝福を (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812490143

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  • ヒロインの異母妹、ベルリータが良い 人形の中に隠し入れた真珠のネックレス。美人で、強くて、優しくて、裁縫上手。 自分の置かれた立場を客観的にに理解している。
    19才ながらラモンを手のひらに乗せているようだ。
    ラモンが将来、女相続人と結婚すれば自分は母親と同じ運命になるかもしれないが、それも淡々と受け入れようとしている。h/hと一緒にイングランドに行く方がはるかに恵まれた生活ができようと、そんなもの見向きもしない。ラモンの傍で生きることを決意している。ベルリータ、たくましいですw

  • シリーズ5作目 スペインの伯爵令嬢イザベラ・バイジャントと、ルーク・リプトン男爵。前作は面白かったしか覚えてないけど今回も◎。デビル・ライダーズにしては馬に関していいところなし。舞台はほぼスペイン。ベラは出だし可哀想だけど好感もてる性格で素直に楽しめる。ルークのトラウマの元との出会いはご都合主義だが楽しかったので評価は★4.4

  • ロンドン。気ままな独身生活満喫中の男爵ヒーロー。8年前のスペインでヒーローに助けられある事情から密かに二人は結婚しそのまま修道院に預けられていた伯爵令嬢ヒロイン。一途に待ち続け諦めたヒロインの年月を考えると切なすぎる。子供だったヒロインに大人の事情やら婚姻無効など説明しとくべきだったよなぁ。主にスペインでの再会とその後の親族関係のゴタゴタが長くて残念。ヒーローの胸にのこる負の遺産の謎がつらすぎるよ。ロンドンでのヒロイン変身物語がもっと読みたかったなぁ。

  • アン・グレイシーの何が好きって、悲惨な境遇のヒロインがこれまで不遇だった分を補って余りある程ヒーローに愛され、守られ、慈しまれまくること。でも、今回は不遇なヒロインではあるんだけど、短い旅を通して癒されたのはルークの方。ルークの気持ちを無視して妹を助けに行こうと我を張るヒロイン。そこまでして助けに行く必要性が強いようには見えない。後悔しているのは偉い。でも、ルークの気持ちも思いやってあげてほしいと心が狭い私は思ってしまう。子供だからと広い心で読めればまた印象も違うのかも。そんなヒロインも修道院から出てこの旅で一気に成長するのだけど。行動の裏にある気持ちを理解している分、再読したら印象が変わる可能性はあり。
    解決がちょっと強引だったかなーとは思うので☆3.5
    私の中では今作はメリデューの「月影のメロディを胸に」と同じような位置づけ。

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