- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812492437
感想・レビュー・書評
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母から与えられる似合わないドレスと植物研究に夢中なことから4年間壁の花として過ごしてきたヴィヴィアン。
父親同士の取り決めで親友で幼なじみの公爵家次男のチャールズと婚約することに。
友情に基づくとはいえ結婚市場から解放されることにホッとした―そんなおり、チャールズが教区牧師の娘に一目惚れを。
密かに恋愛結婚を望んでいたヴィヴィアンは彼らの駆け落ちを後押しする。
そこへ醜聞に見舞われた両家を救うため、とチャールズの兄ルシアンが彼女へ求婚する。
実はルシアンは6年前からヴィヴィアンのことを想っていたが弟と恋仲だと思い行動に移せずにいたのだ―
268に誤植アリ。
三部作の最終巻を読んでしまった模様…単独でも読めるけどちょっと残念。
二組が同時進行は良いけど、どちらも同量ってのが好きじゃないな-
主役カップルと脇カップル、兄弟で対比させてそれぞれの幸せや相続関係の重圧大変さを表したいんだろうけど…
身分差からおどおどして、触れ合うことを躊躇してるルイーザはあまり好きになれないし。
私はヴィヴィアンとルシアン表題カップルが気になって手に取ったから弟カップルのホット描写は要らないのよ-って思ってしまったのだった。
失踪事件の真相も、その後の襲撃の結末もまぬけだしな-
あと、結果的には継いだけどタイトルにも偽りアリだよ-詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ3作目だそう
この作家はシリーズがたくさんあって
題名だけではわからない
でも、前作を読んでいなくても十分楽しめる
本当に男性がこんなに女性を口説く時にドキドキするのか、わからないけれど
読んでいるだけで、トキメキをお裾分けしてもらえるから
リージェンシー・ロマンスって好きだわ -
ヒロインにめろめろなくせに素直になれず便宜的な申し出をしたヒーロー。
自分はヒーローに勝ち目ありすぎるのが気に入らないタチなので
ヒーローに苦難あれ(にやり)と期待していたのだが……
とんでもない方向へ苦難が。
ところでヒロイン、浅はかな母親をもっとやりこめても良かったのよ(にやり)。
自分だったらけちょんけちょんにしそう……。