はじめての恋をあなたに奏でて (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
3.50
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812493427

作品紹介・あらすじ

伯爵家の令嬢ホノーリア・スマイス・スミスは結婚したいと思っている。だが、社交界にデビューしてから3年、これまでに好意を寄せてくれた紳士たちは、しばらくするとなぜか彼女から離れていってしまった。社交シーズン前を友人の家で過ごしていたホノーリアは、子爵家の末っ子グレゴリー・ブリジャートンこそ夫にふさわしいのではと思っていた。そんなとき、幼なじみで伯爵のマーカス・ホルロイドと再会する。実はこれまでホノーリアに言い寄る男性たちを遠ざけていたのはマーカスだった。彼はホノーリアの兄からひそかにお目付け役を頼まれており、ふさわしくない候補者を見極めていたのだ。彼とは兄妹のようなものだから愛が芽生えることはないと信じるホノーリア。彼女を守るのはあくまで友人としての役目だと自分に言い聞かせるマーカス。だが、ホノーリアがグレゴリーと近づきたいと起こしたある事件をきっかけに、ふたりの気持ちは揺れ動き始める-。"ブリジャートン"シリーズでおなじみのスマイス・スミス家を描く新シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • ブリジャートンシリーズにも出てくる、壊滅的な音楽センスを持つスマイス・スミス家シリーズその1

    小さい頃からの仲なヒーローとヒロイン。
    昔のエピソードが子供らしくてかわいい。
    ヒロインがどんな気持ちであの音楽会で演奏しているか分かって楽しかった。いい子だなぁ。
    そんなヒロインを見守る真面目なヒーローも良し。
    ヒロインへの愛を自覚するもどうアプローチしていいか分からない奥手っぷりに萌えた。

    ブリジャートンシリーズを読んでいるとより楽しめます。

  • ヒロインがすごーく可愛い! 
    サラ、アイリス、デイジーの掛け合いも面白いw
    話の内容は☆3だけどヒロインの可愛さに☆+1

  • お兄さんがいい所で帰ってくるのに、場面はそれだけ?

  • シリーズ1 ウィンステッド伯爵令嬢のホノーリア・スマイス・スミス21歳は、兄の親友で幼い時からの知り合いチャタリス伯爵マーカス・ホルロイドと…。
    プリジャートン一家のコリンとグレゴリーやレディ・ダンベリーも登場。
    互いに兄弟のように思っていた男女がロマンスに目覚めていく物語。
    ラストのベッドシーンが唐突だった。

  • スマイス-スミス家シリーズ第一弾。

    伯爵令嬢のホノーリアは、結婚して家族を持ちたいと思っているけれど、好意を寄せてくれていたはずの男性たちが、いつの間にか離れていってしまったり、花婿探しは難航中。
    実は、彼女の周りから男性たちが離れて行ったのは、兄の親友であるマーカスが、兄に代わって、彼女にふさわしくない相手を遠ざけていたからでした。

    ホノーリアとマーカスの幼少期回想エピソードが可愛い。可愛すぎる!
    兄のダニエルとその親友(もう一人の兄のようなもの)マーカスにまとわりつく末の妹ホノーリアに対して、兄のほうは家族である分、容赦なく邪魔者扱いするけれど、マーカスは冷たくなりきれず、ついつい彼女の面倒を見てしまうのですが、その様子が微笑ましいです。

    二人の兄妹のような関係が大きく変わったのは、ホノーリアのせいでマーカスが怪我をした数日後、彼の家の家政婦から「彼が高熱で苦しんでいる。」という知らせを受けてから。
    生死の境と、片足切断の危機に直面したマーカスを、必死に看病するホノーリア。この一件がきっかけで、ホノーリアもマーカスも、自分にとって相手がどれほど大切な愛しい存在であるかに、気が付きます。

    孤独な幼少期を過ごしたマーカスが、スマイス-スミス家で、家族の温かさを知り、家族の一員のように扱われたことは、本当に幸運なことだったと思います。彼が放蕩者では無いところも、好印象でした。
    温かい親族、そして自分の家庭を持てるという意味で、ホノーリアと結ばれることは、マーカスにとって最良の幸せなのでは無いかなと思いました。

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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