- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812495476
作品紹介・あらすじ
伯爵令嬢エレナは目を覚ますと、シュミーズ一枚の姿で見慣れない部屋のベッドの上にいた。しかも、隣には半裸のハンサムな男性が!記憶は前の晩に劇場を出たところで途切れている…。男性は、社交界で有名な放蕩者の子爵ランドルフで、彼もまた昨晩の記憶がないという。部屋には外から鍵がかかっており、ふたりは何者かに眠らされてここに閉じこめられてしまったようだった。差し入れられるおいしい食事と酒、清潔なお湯、しかし、銃でおどされ外に出ることはできない-。美しい令嬢と危険な子爵。ふたりはなぜ閉じこめられたのか?そしてこの不名誉な状況の行方は…?
感想・レビュー・書評
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伯爵令嬢エレナが目を覚ますと、見慣れない部屋のベッドの上にシュミーズ姿だった―しかも隣には半裸の男性が!
昨夜の記憶は劇場を出たところで途切れていて…
男性は社交界で有名な放蕩者・子爵ランドルフ。
彼もまた昨晩の記憶かないという。
2人のいた部屋は外から鍵がかかっていて、何者かに閉じこめられてしまったようで…
美しい令嬢と危険な子爵―2人を閉じこめたのは誰で何が目的か?
そしてこの不名誉な状況の行方は?
一方、失踪した令嬢を探し出すよう依頼をされた元スパイのヒーストン伯爵は、エレナの従姉妹で妻のアリシアとの関係で悩んでいた―
ヒストリカル・ロマンス。
どちらかというとランドルフとエレナよりヒーストン伯爵とアリシアの方がどう転ぶのか気になるカップルでした。
結婚してから恋するってのも素敵だよね‐
途中からそうじゃないかな-と疑ったままの真相(縁結び)でした。
主犯(というか依頼人)も思った人物で…でも実行犯の正体も分からないし、どうやら貴族探偵シリーズで続くみたいだしいつかは相対するんでしょうね。
普通に面白いけど、ハラハラドキドキ感が足りないのは、極悪人がいなくてそれほど命の危険がないからかな…
そして二組同時進行だから4人の心情をあちこちするから、一気に誤解がとけるとかの爽快感が少ないのかな-
可愛らしいリージェンシーものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(ネタバレ、オチバレに相当するかもなので、未読の方は注意です。)
犯人は結局、明らかになるのかな?
これはサブヒーローの探偵伯爵(?)ベンジャミンが主人公のシリーズ?