花嫁の嘘は愛のあやまち (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
3.17
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812496558

作品紹介・あらすじ

「彼がこの子の父親なんです」伯爵家の次男スティーヴンの死亡記事を見た看護婦マーシーは、その忘れ形見である赤ん坊をスティーヴンの母親に返し、自分は乳母としてそのそばにいたいと訴えた。ひとりでは育てられないと理解しつつ、どうしても子供と離れることはできなかった。ところが、そこへスティーヴン本人が現れる。記事は間違いで、怪我のせいで戦争中の記憶を失い、イギリスへ戻っていたのだ…。再会を喜びつつも、勇敢で明るく洒脱だったスティーヴンに漂う影にマーシーは戸惑う。記憶喪失であることを告げられず、愛したはずの女性を思い出せないスティーヴンと、愛のために"ある嘘"をついたマーシーは互いに秘密を抱えたまま、惹かれあうようになるが…。

感想・レビュー・書評

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  • さすが、R・ヒース、読ませます 

    戦時中、野獣(それも、味方の兵士)たちの餌食にされ穢された従軍看護婦のヒロイン 
    「兵士が列をなし~」ぞっとした 
    ヒロインの負った傷の深さを思うと辛すぎる その時のヒーローのヒロインへの愛情ある対応に救われた ヒーローは聖人のようなお人だな
    この時代の看護婦は貞操帯を身に着けるべし

  • <ロンドンでもっともすばらしい愛人たち>シリーズ三部作の第二弾。

    伯爵家の次男スティーヴンの死亡記事を見て、看護師のマーシーはその忘れ形見であるジョンをスティーヴンの母親に返し、自分は乳母として側に居たいと訴える。
    ところがそこへスティーヴンが現れるが、彼は記憶を失っていた。


    いやー、いつこの嘘がバレるかとヒヤヒヤして、中盤で二人が幸せであればあるほど、後半が怖くて。
    マーシーはスティーヴンが記憶を取り戻すことを恐れていたけど、一番恐ろしいのは、まさに物語の中でそうだったようにファンシーが現れて、スティーヴンが惜しくなり自分がマーシーの後釜に座ろうとすること…と思ってたけど、マーシーは全然そのこと考えてなかったなぁ。

    うーん、もうちょっとスティーヴンが記憶をちょいちょい取り戻したりするかと思ったけど、そういう展開にはしなかったのは、いい意味で予想を裏切られたってことになるのかな。

    かもなく不可もなく…ってところで☆3つ。

  • 〈ロンドンでもっともすばらしい愛人たち〉シリーズ三部作、第2弾。
    次男 スティーヴン・ライアンズ

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