伯爵の花嫁探し (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812499177

作品紹介・あらすじ

ブライアリー伯爵ヒューは、これまで結婚から逃げまわっていたが落馬して意識を失って以来、そろそろ跡継ぎをつくらなければと考えるようになった。既婚の妹キャロリンと、その親友でヒューの幼馴染でもあるジョージーナに"花嫁候補リスト"を作ってもらい、候補者全員を招くハウスパーティーを開催。あまりにも長く社交界から遠ざかっていたため、若い女性を知らず、約一週間の滞在中にその人となりを知ろうというのだ。リストに上がったのはヴィーナスのようと称えられるグウェンドリンや、妖精の女王のような美貌のケイト。ところが、ヒューの"花嫁たち"は次々に別の男性と結ばれ、ヒュー自身もリスト以外のある女性が気になって…。はたして、伯爵の心を射止めるのは誰?そして、伯爵が射止めるのは、誰の心-?大人気作家3人による、夢の競作!!

感想・レビュー・書評

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  • ハウスパーティで花嫁を見つける3人の男性を書く短編3作。①友人の花嫁候補である、極端な人見知りの美女グウェンをアッサリ奪う伯爵アレック。何でもない話だけど、何故か2人にキュンときた。②貴族令嬢ケイトにずっと恋してた軍人ニール。プロポーズの承諾を彼女の父にもらおうとするがコテンパンにけなされる。そこから入隊し、ひたすら紳士の道を突き進むニール…。これを応援せずにいられるだろうか。③バカのつく馬オタクで、結婚相手も妹に選んでもらう伯爵ヒュー。最初の2話ではナンヤコイツ?級の変人ぶりが激変。このつかみ所のなさがツボにはまる。未亡人のジョージー、心配せんでも、コイツは殺しても死なへん!短編なので、恋の成就するまでのプロセスが実にアッサリしてるけど、3人の作家による競作、めちゃくちゃ楽しかったです!

  • 幼馴染みの伯爵と未亡人ヒロイン。死を身近に感じると男は子孫を遺すために覚醒するんかね。嫁探しの淑女集めをしたものの最初から伯爵の気持ちは1人だけに向いてたようだった。馬ネタいいね。カップル量産してて面白かった。

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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