- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813010326
感想・レビュー・書評
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千代田中央銀行のエリートコースからドロップアウト、子会社のビルカム・チヨダの業務課課長・岩井。
特性、不能。
癖の強い部下に振り回され、かつてのライバルには嘲笑われながらも、毎日を淡々と過ごしている。
そんな岩井の前に、エリートコース邁進中、全女性社員の憧れの的・小田原が現れた。
しかも小田原から猛烈アプローチを受けることに!?熱く迫る小田原も不能には適わないかと思いきや、情熱は増すばかり!?枯れた男と燃える男の熱い恋の物語登場。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんと、樹生さんらしい、スルッと逃げるだめ男(受)。
BL色より、コメディ色のが強いです。 -
リストラ、いんぽ、離婚と人生下り坂な黄昏オヤジ・岩井、45歳。元イケメンエリートなのに諦めモード全開なのが物悲しくて笑えたり。そんな岩井のいんぽ治療に闘志を燃やすのが現役イケメンエリート・小田原。20歳も年上の岩井を押せ押せで口説き倒してますが、掴み所のないオヤジはすぐにスルリスルリとその手から零れ落ちてしまいそう。リーマンの厳しい現実描写があったり、電波な女子社員たちがいたりしますが、淡々とした語り口の樹生さんらしい文章で楽しい!後半は介護BLに突入?(笑)終わり方があっけないのでこのまま続編にイきます!
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そんなに並べ立てなくても・・・
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元気ハツラツなリーマン×ショボクレおじさん(イ●ポテンツ)…なんとなくハマりました。
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いい感じに枯れていて、有能なのに不遇で、おふのー設定が好きです。
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イケメン有能リーマン×不能オヤジ上司/エロほぼなし
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淡々と流れていくサラリーマンの日常が好き。
救いが無いといえば無い話。
でも本人が気にしていない(笑)
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エリート銀行マン(25才)×リストラ子会社出向バツイチリーマン(45才)
20才差カップル,年下攻めです。
45才だけど35才ぐらいに見える美中年の受けのかもしだす枯れた雰囲気がなんとも言えず私好みの設定です・・・そう,私はオヤジスキー(^^;)。不景気の中リストラされ勤めていた銀行の子会社に勤務する中年の物悲しさがよく描かれていてとても身につまされるお話です。けれど,お話が進むにしたがって(特に2作目『黄昏に花が舞う』では),自分の状況を悲観したりせず淡々と自分の仕事をこなしている主人公(受け)の姿勢に共感を覚えます・・・樹生さんのお話にしてはエッチは最初のみで淡々とした作品です。 -
元エリートの不能の親父と現役エリート若者の話。なんだか凄く可愛い話。テンション上がったり、とかじゃないんだけど、淡々としてるんだけどいつのまにか二人を、って言うかむしろ小田原君を応援したくなるようなそんな話。