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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813010364
感想・レビュー・書評
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幼馴染みの岩浅と高津。
岩浅以外の誰にも懐かない高津は、岩浅にとっては可愛い犬だ。
なんだか、殺伐として痛い感じ。
暴力的なものが苦手な人には、キツイかも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
菱沢九月の専売特許、ご当地BLです。
主人公である岩浅と高津をはじめ、登場人物の殆どが福井弁を喋っていて、それがこの2人を取り巻く環境の閉塞感や小さな町の雰囲気を語るのに一役も二役も買っています。
17歳という年齢特有の不安定さが、ただ日々を過ごすことの息苦しさ、それをどうにもできない無力さといったかたちで表現されていて、個人的にすごく好き。
傷ついて居場所のない仔犬同士が慰めあっているうちに、体だけが大きくなってしまったような2人の関係が胸にきます。
毛色の変わったBLが読みたい人は是非。
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