- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813010456
感想・レビュー・書評
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再読。最初の頃の晴の可愛げのなさったら;すごいとんがってる。それぞれ抱えてる想いや事情がわかれば納得できるけど、それまでがなんか辛かったな~。椎崎さんのお約束、すれ違い・誤解がふんだんに織り込まれててややこしい事態になってたけど、それが段々解けていく過程がたまらない。すごい好きー。
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攻が辛抱強いのなんのって!こういう人大好きです^^
受が15歳で出会い、未成年に手を出す趣味はないと19歳まで待つ攻。結ばれるまで4年…4年って結構長いですよね。
不幸に酔うのでなく、適度に空回りしながらも頑張る受に感情移入できたし、ストーリーの軸もしっかりしていました。
ただ、受が攻を好きになるのが唐突なように感じて、その意味で☆3。読み手にとっては素敵な攻だけど、受にとっては誤解が解ける→好きと気づくが少し唐突な気がしなくもありませんでした。
この手のお話は大好きなので、辛口です。
他作品の話をここでするのはお門違いかもですが…
この話が好きな人は月村奎さんの「もうひとつのドア」をおすすめします^^ -
受が親に反発するのですが中途半端。とことん反発して自立しほしかったけどまぁ無理でしょうね。
攻はとても我慢強かったです。 -
●感想
涙が止まらなくて泣きながら読みました。分別のある大人の攻と意地っ張りで頑固な年下の受、思いっきりストライクゾーンの設定でした。今まで読んだ中でもベスト5に入るのでは?只、主人公の晴がかなりネガティブです、苦手な人がいるかも。
実はこの本を選んだのは偶然のようで必然だったような気がします。と言うのもシリアスで堅めの話が好きなのでこういった淡い色の可愛らしい表紙を選ぶことは滅多にないのです。でもこの表紙には因縁があって、amazonさんの画像が先日取り上げた<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813010431/makishome09-22">エス</a>と間違ってこの本になっていたのです。ブログ上でも困るのでamazonさんに直してもらったのです。そんなことがあって凄く印象に残っていたのです。ちょっと<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?search-type=ss&tag=makishome09-22&keyword=%E6%A4%8E%E5%B4%8E%E3%80%80%E5%A4%95&index=books-jp">椎崎 夕</a>先生注目してみようかなぁ・・・と思ってます。
●あらすじ
15才の秋、晴は父親を亡くし、子供の頃別れたきりの母親の再婚先・柚木家で暮らすことになる。誰からも必要とされてこなかった晴は、誰かに甘えることなど知らずに育った。自分を捨てて家を出た母親には反発しか感じない。そんな晴に、柚木家のひとり息子で、大人でもある慶司は保護者のように振る舞う。オレのことなんかほっとけよ!意地になる晴だったが、慶司から冷淡にされると悲しくなる自分に気付いていた・・・コドモとオトナの甘くて切ない恋物語!!