やれる時にやっておけ (SHYノベルス156)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 69
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813011248

感想・レビュー・書評

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  • 舞台がシュールすぎて痛いんやけど、でも読後感はええかんじです。全体の半分はゆかいな老人たちに持ってかれてます。

  • 枕営業もするホスト顔負けの葬儀社のイケメンたちが出てくるがメイン舞台は老人ホーム!?個性的なじーさんたちの常識を超越したジジイ論理が楽しい。コミカルに展開するお話の中に葬儀社の実態や老人ホームの現実などシリアスな問題が組み込まれていて興味深い。攻が意外に純情なところもあるのでメインカプのお話はゆっくりとした進展具合。じーさん達の方がノリノリでwじーさんカプの淡いラブロマンスが微笑ましい。ジジイ同士のキスは入れ歯をどうするかがネックだとは!BL色が薄くても、楽しく一気に読ませるのは樹生さんの手腕のなせる技!

  • 題名のインパクトがハンパない

  • タイトル:やれる時にやっておけ
    著者名: 樹生かなめ
    イラスト:北畠あけ乃

    ■Story■
    三浦病院の不良息子・智巳は病院に出入りする葬儀屋兄弟を嫌っていた。
    なぜなら、社長の悠一を筆頭に美形揃いの兄弟は、
    その美貌で看護師をたぶらかしては仕事を取っていたからだ。
    しかし、悠一の祖父が経営する老人ホームへ
    智巳と仲がよい老人が移ったことをきっかけに、
    ふたりは急接近することに!?
    「歳をとってからじゃ遅いんだ」と格言する老人がキューピッドになり、
    晩生な悠一と短気な智巳を結びつける心温まるラブ・コメディー。

    ■感想■
    ラブコメだからと読み進めていっても…ぜんぜんコメディーじゃない。
    半分以上が、老人と少年の心の対話みたいな内容。
    しんみり涙を流すような件もあったり。
    最後の方に、ようやく悠一×智巳の気持ちが通じあう場面があったのが
    正直救われたように思った。
    智巳の父親の存在がもう少し大きく扱われるのかと思っていたが
    けっこうあっさりしたものだったのが、ちょっと気になる。

  • 葬儀屋の長男×病院長の息子の高校生

    案外初々しい純愛路線ですが、二人を応援する
    老人ホーム軍団が、人生経験をふまえた含蓄深い
    (ある意味ミもフタもない)忠告をするお邪魔虫に
    なってるのがコメディで笑えます。

    「やれる時にやっておけ」うん、けだし名言ですわ。
    使えなくなってからじゃ愛する相手を抱きたくても
    できないですもんね〜(笑)

  • さすが樹生先生という感じですねw

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