胡蝶の誘惑 アーサーズ・ガーディアン (SHYノベルス)

著者 :
  • 大洋図書
3.62
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本棚登録 : 190
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813011842

感想・レビュー・書評

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  • あーおもしろかった。エロスと笑いが両立しててたまらない。
    特にあのボートでのシーン、薬のせいなのか妄想なのか現実なのかごちゃまぜになって、受けがぐいぐいくるわくるわで萌えさせられ笑わせられ。圧巻。もう、ほんと木原音瀬先生(確信)大好き。
    CDの特典小冊子の「ねずみの耳」も短いながらも本編をまんま濃縮したかの笑いとエロ(3ページちょいと短いのでいたす描写まではない)を堪能できた。最高。

  • 表紙の攻がなんとも遊び人な感じだからどんなお話になるんだろう?って思っていたら、とっても真面目なお医者様でしたね。 この表紙にから想像できないコメディタッチで面白く読めました♪ まぁ受の妄想が楽しかったですね!

  • ぜったいにあの方(あえて伏せます)の作品だと確信しましたが、めっちゃ面白かった!!
    何回読む手を止めて、笑ったことか・・・。
    甘い展開がお約束のオシャレセレブ設定のアーサーズ・ガーディアンシリーズなので、イメージとしては岩本薫さんのテイストでコメディやっちゃったみたいな感じが、ギャップで萌える。
    どこまでも受を辱める(コメディとして)、この鬼畜なまでの恥ずかしい展開・・・見事です。
    出てくる受も攻も美形で攻は外人(黒人系)だし、ほんと、岩本さんならこのままオシャレ甘甘で終わるのでしょうが(それも大好きですが)、あの方だからここまでのコメディになるんでしょうね。
    もちろんハピエンの甘い終わり方(もちろんあの方の鬼畜スイッチは全開ですが)で大満足♥
    かなり大好きな作品となりました♪

  • 笑ったら負けなら、完全に負けました。
    狙って書かれてて、見事にそれに嵌められているのでどうしようもないです。
    前回、前々回ときて、正直全然期待してなかったのがいけなかったのかも。
    不意打ちくらった気分です。

    どうしようもないくらい、どうでもいいことを、ここまで真面目に書かれると笑うしかないです。
    こういうノリは木原さん以外考えられない。

  • グレッグのイラストがあまりに素敵なので読んでる途中の本を置いてすぐ読み始めちゃった。

  • 製薬会社に勤め、妄想癖のある叶野史生の元に、見知らぬ外国人の医師、グレッグメイヤーが現れる。

  • アーサーズ・ガーディアンシリーズ3作目。

    作者は4人の人気作家のユニット(Unit Vanilla)でして、全4作を
    それぞれ1冊ずつ担当してるんだとか。

    こ れ 絶 対 、木 原 さ ん だ よ (笑!

    BLの受けとしては最大の致命傷かと思われる、痔持ち受けと
    A.Gより「彼の痔の手術をしろ」と使命を受けた攻めのお話。

    受けは薬品会社の研究員で、とある薬を開発し(世に出せない段階
    )それを狙った連中に監禁された時、発見されたら困ると試薬を
    飲んじゃうんだけど、「視覚で捉えたことは全て記憶されちゃう」
    副作用が。受けは普段から妄想癖があり、助けにきてくれた攻めとの
    数時間のピンクな記憶が、現実か妄想かは、読者を含めてぜーんぜん
    わかんないのは斬新で楽しかった。

    それよりも攻め。
    いきなり目の前に現れて「君の痔の手術をさせてくれ」は、日本人じゃなくても
    絶対ダメだと思います。しかも押せ押せで。不審すぎるよ(苦笑。

    あーおもしろかった、と読後に思える1冊でした。

  • 面白かったです。笑いました。
    この本を読んで、そういえばこのシリーズはコメディだったと思い出しました。
    受けの妄想癖がすごくて、それにわらかされます。
    この本を通勤途中とかに読んだら、きっとかなり辛い状況になると思われ。
    私も病院の待ち時間に読んでいて、ついつい顔が笑ってしまい、それを防ごうと筋肉総動員してもダメでした。
    本を読みながらにやにや笑う変態になってましたよ。

  • ★4
    読了日:June/09  出版日:December/08

  • 回送先:目黒区立大橋図書館

    皮肉にも、本書をギャグとして読む人ほど、当たり障りのない読みをしているのかという疑念を覚える。そしてそれゆえに、大きな誤読もしているのだともいえるだろう。

    私という目線から言えば、さしてギャグなのかというと疑問符が点灯するし、妄想と欲望と自意識の危ういスワッピングや相互交換でしかないヨタ話を長々と聞かされるような読後感を抱いているからというのもある。一方で、組み合わせの不可解さ(なぜ日本人と外国人という組み合わせでないといけないのか、しかもそれを担保するのになぜ様々な無茶を行わなくていけないのか)というこのシリーズ最大の欠陥が、本書で色濃く反映されてもいる。

    多分課題書籍としてはポール・ギルロイの『ブラック・アトランティック』(日本語訳あり)なんだろうと思うが、それでさえも本書の側が「お話にならない」レベルなので意味を有するかははなはだ疑問だ。

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