トマトのてのひら (H&C Comics ihr HertZシリーズ 147)

  • 大洋図書
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813030362

感想・レビュー・書評

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  • シンプルでテンプレなんだけど、妙に惹かれるものがある。絵柄が下手上手の境の絶妙なところにあって個性があるせいかもしれない。同時収録の『むすんでひらいて』の柿沼が亜門っぽい!!(笑)もうこう言う読み方になってしまったぁ~っ(汗)

  • トマトの話がエロくてハッピーエンドで良いです。
    勝人は短髪のほうが似合うね!ばーちゃんないす。

  • リアルな絵柄じゃないのに雰囲気がエロいのがいいです!
    表情かな〜 目が物を言ってます。

    ・表題作 大人な感じの受主人公が、十代の年下攻を身も心も引き受ける感じでした。
    表紙のトマト農園は後日談で、本編は都会が舞台。
    年下君が登場時チンピラ風だけどすぐ素直になるから、嫌な感じのお話にならなくて甘い雰囲気です。
    ・会社の裏表ない先輩×過去に嫌な思いをして歪んでしまったゲイ寄りバイのビッチ受
    こういう太陽みたいな人に救われる話って癒されます。先輩がお約束BL のように流されて手を出さないから、
    よけいにビッチ君が惚れてしまうんだろうな。

  • 田舎から出てきて東京に慣れた普通の子が、わけわからん年下くんに抱かれてるうちに、わけわからんうちに気持ちよくなっちゃって好きになっちゃって、実家にまでつれてく、ってのが小さな大恋愛でとてもかわいいです。おいしいトマトを作ってほしい、ぜひ。
    二本目の淫乱美人受けもかわいかった!

  • 最初はなんだこの図々しい攻めは…と悪印象でしたが、すぐに払拭されました。なんか可愛い。二人して可愛い。んでやっぱり受けもほだされて最後はラブに。
    古本屋で出会わなきゃ、中身確認できずに素通りで終わったかも…次回はちゃんと新刊で買うから、筆を置かないでメジャーになってください!

  • 初コミックスということで、初読みの作家さん。表紙を見る限りでは内容に不安を感じてしまった(すみません…)のですが、表情も豊かでかわいくてエロもバツグンでした。これは掘り出し物。

    トマト農家の後継ぎ息子の智裕は、平凡な生活から抜け出したくて東京の大学に進学したものの、ずるずると無為に過ごして27歳になってしまった身。ある日、智裕は道端で傷だらけの男を見つけます。人の良い智裕はその男、勝人から半ば脅されるようにして家に連れ帰ってしまうハメに。

    酷いことをされたうえに、ずるずると勝人の行動を許してしまう智裕。読んでいて最初は身体の関係ばかりなんだな…と、エロくていいけどまぁそれだけの話かと思ってしまったんですが、良い意味で裏切られました。
    身体ばっかり、と思っていた印象がどんどん変化していく見せ場がすごくて不覚にも胸キュン。も~、二人ともかわいいんだから…!
    智裕は最初、凶暴そうな勝人に強引に押し倒されておびえるのですが、彼を知るにつれ、だんだん絆されていきます。
    ひたすら自分に懐いてくる凶暴なわんこにキュンとなってしまう智裕です。

    都会での生活に要領よく調子を合わせて乗り切らなくちゃいけないのにそれができず、全然なじめていない勝人と智裕。智裕は都会での生活に疲れていて、一緒にいてくれる勝人の存在はきっと心強かったんだろうなと思いました。だんだん互いに身体だけじゃなく、心も許しあっていく様子が自然でとてもよかったです。

    何よりHシーンが意外に煽られたというのがポイントです。パッと見、絵に不安を感じる(失礼)のですが、絡みシーンはとてもエロくて好みでした。怒ったり泣いたり照れたりという、いろんな気持ちが表情に出ていて、Hも最初の痛いだけからだんだん感じていくのがわかってしまって、萌えました。

    もう一本の話「むすんでひらいて」も面白かったです。ちょっと性格の歪んだびっち受に最初「ん?」となるのですが、彼が過去に負った傷が見えるとその理由がわかって胸が痛みます。
    そんな阿部がめぐり合った相手は、明るくて前向きな良い人を絵に描いたような男、柿沼です。
    何となくいけ好かないと思っていた柿沼のことをだんだん好きになっていく阿部ががかわいくて、うまくいくといいな…と思わせます。
    カバー下もキュンキュンさせられました!エロかわです。

    エロがピュアラブに変化していくという離れ業が凄腕!!
    ちょっと注目の新人作家さんです。

  • 初コミックスの作家さん。 まったく知らない方だったけど、お名前が物凄いインパクトで気になって仕方なかった(笑)
    でも買って正解、大当たり〜(≧∇≦)♪ 絵も話もアクが強い感じなので好き嫌い分かれそうだけど、私は大変好みな作風でスゴく好きな一冊。

    表題作は、上京して大学を出たフリーターのともが「来年故郷に帰ってトマト農家を継ぐ」と決めた時に拾ってしまった怪我人・勝人に手込めにされる話(笑)
    最近こんなムリヤリ身体からの展開流行ってるのか…?と既視感を覚えたけど、キライじゃない(´・ω・`)!! しかも絵が個性的で好きな感じなんだけど、エロの雰囲気がまた好み☆ ちょっと強引な年下攻め、好きなんだよなぁ(笑)
    ともが流されまくって情けない子なんだけど、ばぁちゃん子で面倒見の良い優しい子。 裏の世界に片足突っ込んでるせいで怪我の絶えない勝人のことを考えて、実家に連れて帰るとこは男前だった…(笑)
    意外と勝人にトマト農家が似合ってて笑えて、ばぁちゃんとの中が微笑ましくて和んだ。 とんとん拍子な展開だけど、こんな幸せがあってもイイじゃない、BLだもの(*^◇^*)

    収録作の『むすんでひらいて』は、男も女もとっかえひっかえの若干病んでる遊び人・阿部と、一緒に仕事を進める事になった先輩・柿沼。
    こちらはイマイチ掴めない2人なんだけど、恋に落ちた阿部が可愛かったので許す(笑) 柿沼がまともそうで実は不思議ちゃんだよね…

    とにかく、好きな人はハマると思う!としか言いようがないけど( ̄∀ ̄)
    「なんとなく」と見過ごせない埋もれない個性、印象的な作家さんだと思う。 次回作も楽しみ〜!

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