仮面ライダーキバ 公式読本 KIVA LUNATIC ARCHIVES TV EDITION (GLIDE MEDEIA MOOK 27)

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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813080275

感想・レビュー・書評

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  • とうとう買ってしまった。

    『仮面ライダーキバ 公式読本 KIVA LUNATIC ARCHIVES TV EDITION』

    平成ライダーの完成度はすごいとは聞いていたが、
    仮面ライダーキバで初体験。

    いやはや、まいった。

    このスタイリッシュさはどうだ!

    この遊びっぷりはどうだ!

    この役者たちの本気っぷりはどうだ!


    中世の怪奇ワールドをモチーフに、
    (キバはドラキュラを基盤にしている)
    親子愛やら
    パラレルワールドやら
    バッドマンへのオマージュやら
    おニャン子クラブやら
    ディスコミュニケーションやら
    もうアイディアをてんこ盛りに詰め込んでいる。

    きっと子どもたちは10%もわからないだろうが、
    何かしらの「熱」をブラウン管からは感じ取るだろう。

    テレビ番組のみならず、小説や漫画や映画で
    このごろ僕がほのかに感じているこの「熱」はなんなのか?

    熱源はどこから来ているのか?

    それはきっと、制作者たちが僕らの年代にシフトしてきているからではないだろうか。

    70年代初頭に生まれた僕らのまわりには
    さまざまなメディアの様々な作品たちであふれていた。

    優劣はともかく、あふれる作品の中で育った。

    そんな僕らの世代が制作者の最前線にまわりつつある。

    近頃、そこかしこでそんな気持ちを実感する。

    商業ベースに染まりきった子ども番組の制作方式については
    たくさんの問題を孕んでいるけれども、
    (玩具メーカーがスポンサーのため、ほとんどの物語が戦争ベースになってしまう)
    それでも「面白いものを作りたい!」という制作者たちの熱い気持ちには
    やはり拍手を送りたい。

    おもしろかったよ!

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