スケッチブック (野いちご文庫 さ 1-1)

著者 : 桜川ハル

• スターツ出版 (2017年4月24日発売)

作品紹介・あらすじ

ひとみしりな高校生の千春は、渡り廊下である男の子にぶつかってしまう。彼が気になった千春は、こっそり見つめるのが日課になっていた。2年生になり、新しい友達に紹介されたのは、あの男の子・シィ君。ひそかに彼を思いながらも告白できない千春は、誰にも内緒で彼の絵を描いていた。ある日、スケッチブックを本人に見られてしまい…。高校3年間の甘く切ない恋を描いた物語。

感想・レビュー・書評

[ももしゃん。さんの感想 · 2018年7月14日]

高校入学後から卒業まで（大学入学後もちょっと）の3年間。
なかよしグループでの話を、主人公・ちぃちゃんと、シィ君視点で。

主要メンバーのユカリは、周囲が言うほど悪い子じゃないと思いたかったけど、シィ君を責める言葉は頭を抱えたくなった。

[ユッキーさんの感想 · 2021年7月16日]

　この作品を読んで私は、付き合ったり別れたりする3年間の恋愛に感心しました。私は、一度別れたら2度と付き合わないと思います。でも、千春はゆかりに彼を付き合わせて自分のずっと一緒にいたい気持ちを殺しても彼とは友達でいるという気持ちが素晴らしいと思いました。

著者プロフィール

作家

「2023年 『きみの声が聴きたくて（仮）』 で使われていた紹介文から引用しています。」