きりんのまいにち (飛ぶ教室の本)

著者 :
  • 光村図書出版
3.13
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本棚登録 : 124
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813803812

作品紹介・あらすじ

あこがれの海に行ったり、風をよける穴をほったり、時に逆立ちを習ったり、ひとりでかくれんぼをしたり――。
きりんと、きりんのことが大好きな仲間たちの、ユーモアあふれるお話15編。
読み聞かせにも、ひとり読みにも、プレゼントにもおすすめです。

◎ユーモラスなお話が15編

◎たっぷり64p、オールカラー

◎すべての見開きに楽しいイラスト

◎絵本と読み物のあいだの本

感想・レビュー・書評

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  • きりんがすごいかわいいなと思った。みんなでかくれんぼをすると負けちゃうから、きりんは、ひとりでする。どうやってするのかなと思ってたら、しっぽをかくして頭が見つけるというもので、おどろいた。
    印象に残ったのは、カメレオン。きりんにさかだちの才能がないってうすうすわかっても、カメレオンと同じやり方でできなくても、「もうやめなよ」って言わないで、ちゃんと教えてあげたから。きっときりんがさかだちの練習をがんばっていたからだと思う。
    ぼくの周りには、できない子に「無理だよ」「やめなよ」っていう子もいる。ぼくも、きりんみたいにがんばったり、カメレオンみたいに教えたりできるかな。カメレオンよりはちょっといばっちゃうかもしれない。(小5)

  • やさしいのんびり屋のキリンのまいにち
    カタツムリと一緒に住んでいて、カエルのタマゴを見ている
    ミツバチが友だち

    ○こたえを出さずに、のんびりと読める童話
     哲学っぽいところもあるかな。読もうと思えば。
    ○ミツバチとキリンの友だちの距離感がいい
    ○あてのない旅は楽しい。ふるさとの友だちのことを思い出したら、そろそろ帰ろう
    ○キリンの逆立ちが気になる…

  • キリンが可愛いけれど、物語がたくさんあって、なかなか分かりにくいかも。カエルのお土産、キリンどう思ったかな。

  • きりんののんびりした毎日がほほえましい。お友達のカエル、ミツバチ、カタツムリなどとの会話も楽しい。そして絵がやさしくて雰囲気にぴったり。

  • きりんとその周りにいるいろいろな生き物、そして人間も出てくる短い話が15。

    どことなくのんびりした感じなのは、文体かきりんのおかげかわからないけどホッとできます。

    ただ、オチがないというか、えっ、これで終わり?というような終わり方が多く、消化不良な感じも。
    読者に考えさせるためなのか、深い意味はないのかわかりませんが。

    子どもはどう読むのかなあ。とりあえず手にとって、読んでみてほしい本です。

  • キリンの目の表情が麗しげ。
    繊細さが伝わってきた。
    1話目の「トースター」が好きだな。

  • 優しい色合いのキリンの本。
    かくれんぼ、という話が可愛かった。

    お互いがお互いに優しさをあげていて、良い世界だった。

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著者プロフィール

1955年、大阪府に生まれる。2000年に『ハリネズミのプルプル』シリーズ(文渓堂)で赤い鳥文学賞、2005年、『きらい』(解放出版社)でIBBY推薦図書リスト選定、2011年、『ものすごくおおきなプリンのうえで』(教育画劇)で日本絵本賞大賞、2012年、『へちまのへーたろう』(同)で日本絵本賞など受賞多数。他の絵本作品に『どうぶつえんはおおさわぎ』(文研出版)、『ぞうがいるってすてき』(BL出版)、『いただきまーす!』(解放出版社)ほか、童話作品に「コロッケくんのぼうけん」(偕成社)、「あいうえおパラダイス」シリーズ(理論社)ほか多数ある。

「2016年 『うふふ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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