感想・レビュー・書評

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  • いきなり 北山おさむの加藤和彦の
    自死についてだった
    彼は医師にも何も語らず
    亡くなった

    人の思いを感じる事
    気づく事は難しい
    たとえどんなに親しくしていても

    時代を思い出させる
    多くのエッセイ
    いろんな意見や思いがあって
    面白い

  • エッセーというジャンルは昔から好きでも嫌いでもなく、ご飯を食べるような感覚の読書。変に作り物めくとむかむかするし、興味がないジャンルはすっ飛ばせばいいので気楽に、空気のようにスゥ~っと読み終える。

    アントニオ猪木の熱烈メッセージが2人によって書かれていたのは、へぇという思い・・好きでも嫌いでもない方なので・・世の中は多種多様という感じだ。

    林真理子さんのものは今、ニュースオンライン的な内容なのでその後の彼女の在り方が裏に蠢いて素直に読めなく、気の毒と言えば気の毒。

    追悼文的な内容が多かったのは食傷でした(ごめんなさい~~それなら今年逝去された方の追悼本にしてもいいかと思うので)マスコミに勢いがつき、メディアに氾濫する、していた方の逝去は来年、再来年と続々ついづくと思われるので。

    ゲイノータレントばかりでなく、アカデミズム、陽の当らないジャンルの方、多種多様なセレクトはよかった。

    毎年読みたいと思う本ではないけれど。

  • 『多様性を知るには、まずはお好み焼きを食すことだ』

    ほーん。(面白いこと言うね)

  • 中学受験を控える子どもが読むのにいいかなと思って買ったものの、自分も楽しく読んだ本。

    有名な作家の方も存じ上げない方も、軽くてすらすら読める文章もちょっと難しいものも。
    いろんな視点、感じ方が手に取れてよかった。

    この人の小説読んでみたいな、と思いメモした方も何人かいて、また読書の楽しみが増えたのも良き。

  • 文章が書けるってなんて素敵なことだなと、、。
    小説を作り出す側の小説家さんや政治家、名前や作品以上のイメージがなかった彼等の印象が広がって行くのがとても楽しかった。

    個人的にエッセイは具体的で個人的であればあるほど面白いなと感じた。

  • 末裔の足裏と絆のエッセイが良かった。

  • 2022に続いて2023も。

    <印象的だったエッセイ>
    小池昌代 みなしご
    大辻隆弘 漕代駅
    岸本佐知子 栗
    小池真理子 月の光とクリスマス

    林真理子さんのエッセイを読んだらタイムリーすぎて(日大の学長らが色々暴れている報道を聞くこの頃)、母校に就任された時はこんなお気持ちだったのだな…早く大学が正常化するといいね…と感じざるを得なかった。

    綿谷りささんのエッセイは日本語が時々、?となる文章だったので気になって集中して読めず、ある意味印象的だった。小説ではそんなことないのかもしれないけど。

  • 岸本さんの『栗』!超たのしい!

  • 「ベスト・エッセイ」と銘打つだけあって、どれをとっても驚きや感動もあればしんみりさせたり笑わせられたり‥人選や内容もバラエティに富んでおり尚且つ、その頃何があったかを思い出せるのも年に一度のシリーズならでは。
    初めましての書き手に会えるのも楽しみのひとつ。中でも赤木明登(塗師)「工藝家の夢」とシンガーソングライターの七尾旅人「犬の暮らしの手帖」が忘れられない。編纂委員の作品には(これをベストエッセイに?)と首を傾げるものもあったけれど‥きっと慣れぬ役職でお忙しかったんでしょう。

  • 岸本佐知子/栗
    内澤旬子/どう考えてもおかしい
    綿矢りさ/野菜が甘い
    大辻隆弘/漕代駅
    乗代雄介/教えてあげたい
    稲垣栄洋/雨が降るって本当に不思議です。えっ、不思議じゃありませんか?
    が◎

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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