りすねえさんとゆきの日の手紙(「りすねえさんのおはなし」シリーズ) (飛ぶ教室の本)

著者 :
  • 光村図書出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813805748

作品紹介・あらすじ

○●○りすねえさんとなかまたちの、ちょっとあたらしいまいにち○●○はじめまして。あなたと、ともだちになりたいのです。ゆきの日。りすねえさんがゆきあそびをしていると、ゆうびんやさんのこじかのくりたが、手紙をとどけにきました。三つ子のいもうとたちからの手紙です。まいにちのようにとどく手紙に、すこしあきてきた りすねえさんでしたが――。ユーモラスでイラストもたっぷりの読み物3編に、漫画も収録の、読み応えある幼年童話です。音楽会のチケットをなくした りすねえさんがあちこちさがしまわるお話のほか2編を収録した『りすねえさんのさがしもの』に続く、「りすねえさんのおはなし」シリーズ!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。

    前作は、くるみの森のちずがカラーページで紹介されていたが、今作は、りすねえさんの部屋である。
    茶色の木の中はドア付きで、暖かな色のベッドカバーに背を向けてロッキングチェアで本を読んでいるりすねえさんが、とても良い感じ。
    そう言えば、前作で確か推理小説好きだったような…。

    りすねえさんとゆきの日の手紙〜三つ子の妹たちから毎日のように手紙が届くりすねえさんは、最初はうれしかったけど、今は3行だけっていうのがおもしろい。
    くりたからトナカイと文通していることを聞いて、クマとともだになりたいと手紙をかく。
    読んでくれるかなとドキドキ。

    りすねえさんとヤマネのマリのきっさてん〜あなたのとっておきのふゆのおはなしをきかせてください。
    おはなしひとつとおかしひとつをこうかんします。
    なんとおもしろい看板。
    冬のものをとっておくことはできないからお話しで…というのがいいのかも。

    りすねえさんとエプロンのポケット〜ハナムグリがりすねえさんのエプロンのポケットにはいりこんで、居心地の良さにぼくの家だと言ったけれど困ると言うとブイーンと飛んでいったけど、この木だって勝手にりすがくらしはじめて、困ってるかもしれないぞと言われた。
    からまつの木さんに聞いてみたりすねえさん。
    ずーっとここにいてもいいなら、なにもいわないでください!って。
    何も言わないからって納得したのが可愛いね。

  • 私がこの本の対象年齢ど真ん中の時代ならきっとはまったであろうシリーズ。挿絵もかわいい。

  • 『りすねえさん』2作目。(1作目はまだ読んでないのだけれど、、、)絵も、装丁も、とてもいい。
    シルバニアファミリーの世界だなぁと、思いながら読んだのですが、3つ目のお話は、大人の私も少し考えさせられました。

  • りすねえさんの冬の日常の出来事が丁寧に描かれており、心優しいりすねえさんに読者はほっこり癒されます。大久保雨咲さん、大好きな作家さんです。

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著者プロフィール

三重県生まれ。児童文学作家。子どもの本専門店メリーゴーランド主催の童話塾で創作を学ぶ。「飛ぶ教室」第9回作品募集童話部門にて「猫の背」で優秀作(光村図書出版主催)。主な作品に『ずっとまっていると』(そうえん社)、『ドアのノブさん』『うっかりの玉』(講談社)、『あらいぐまのせんたくもの』(童心社)、『雨の日は、いっしょに』(佼成出版社)、『からっぽになったキャンディのはこのおはなし』『かえでちゃんとひみつのノート』(小峰書店)、絵本に『アリィはおとどけやさん』(吉田尚令 絵/ひさかたチャイルド)などがある。

「2023年 『りすねえさんのさがしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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