合衆国滞在記 (近代社会思想コレクション 23)

著者 : トクヴィル 大津真作

• 京都大学学術出版会 (2018年10月31日発売)

作品紹介・あらすじ

19世紀フランスを代表する思想家のひとり，トクヴィル（Tocqueville 1805〜1859）が，民主主義の新興国アメリカ合衆国を旅して著した『アメリカにおける民主主義』は，福澤諭吉がわが国に紹介したことでも知られている。しかし，この理論的記述とは別に，当時トクヴィルは合衆国東部を広領域にわたって旅行して，さまざまな観察記録を残している。東部諸州の住民の活気に満ちた活動，民主主義がもつさまざまな問題点の指摘，黒人への非道な扱いに関する報告など，新興国の成立過程の具体的な姿を活写した貴重な見聞録。

感想・レビュー・書評

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2018年11月27日]

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