ソフトウェアアーキテクチャメトリクス ―アーキテクチャ品質を改善する10のアドバイス
- オライリー・ジャパン (2024年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784814400607
作品紹介・あらすじ
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感想・レビュー・書評
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メトリクス会話の軸に。
技芸ではなく科学で捉える箇所を増やす試み。
進化的アーキテクチャの適応度関数の話がやや多め。
FourKeysの実運用例が冒頭にあり、最後のGQMの話も実践向き。
ゴール、クエスチョン、メトリクスの考えで計測箇所について話し合うによさそう。
何のためにやるのかを話し合った先に指標を決めることになるので重要指標判断によいかも。
いい指標はFourKeysのように、計測したものをベースに行動を変えることができるため。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
変化し続ける実アーキテクチャを、いかに観測可能・目標と比較可能にして、目標に近づける・目標から遠ざからないようにするか、10人のアーキテクトの意見をまとめた本。
被るところもあるが、それはそれだけ大事ということで、とても学びになった。
まずは「進化的アーキテクチャ」を読むことと、依存関係のメトリクス収集をしたい。
以下、読書メモ。
https://github.com/takeoverjp/booklog/blob/main/software_architecture_metrics.md -
分量は多くなく、気軽に読める。
本書の対象読者はソフトウェアアーキテクトとされていて、経験豊富な10人の筆者が多様な視点とアイデアを提示していると書かれているが、5人が「適用度関数」の紹介をしていて、担当領域の棲み分けをした方がよかったのではないかという印象を受けた。
参考になる部分ももちろんあるが、情報のまとまりのなさと重複に気を取られてしまった。『進化的アーキテクチャ』は読んでいたいので後ほど読みたい。