バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45
- SBクリエイティブ (2020年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815603182
作品紹介・あらすじ
昨今、最先端の科学的エビデンスに基づいた予防医学やパフォーマンスアップのための健康法に注目が集まっている。
著者の井口氏は、まさにこうした最先端科学に基づいた健康法を日々実践している「バイオハッカー(サイエンスとデータを駆使して自分のパフォーマンスを最適化しようとする人)」であり、「200歳まで生きる」をモットーに、食事から睡眠、メンタルまで、日々、世界中から最先端の健康情報を入手し、自らのコンディションを最適化し、パフォーマンスを最大限発揮しようと試みている。
本書は、「バイオハック」という、欧米の健康意識の高い人たちの間で一大トレンドになっているライフスタイルを紹介しながら、井口氏が、これまで実際に実践し、効果があったメソッドを大全としてまとめた一冊。
感想・レビュー・書評
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健康なくして成功なし。
テロメアが病気リスクや寿命を決めている。というのが本書の起点。
バイオハックの原則
1. 3週間続ける
2. 記録をつける
3. ストレスなく続ける
4. ジャンクフードを置き換える
5. メリットデメリットを天秤にかける
細胞を劣化させる3つの敵
1.インスリン抵抗性。砂糖の過剰摂取は良くない。白い炭水化物を避ける。野菜、果物、豆類、海藻類、ナッツ類を食べると良い。
2.酸化ストレス。
3.炎症。オメガ3系脂肪酸が有効。青魚、アマニ油、えごま油など。
本書で勧めていること。
*遺伝子検査
*酸化ストレス検査
*唾液コルチゾール検査。副腎の疲労度を測る。
*オリゴスキャン。有害金属の体内蓄積度を知る。
*遅延型アレルギー検査
*腸内フローラ検査
*栄養分析プログラム。不足している栄養素を知る。
*ミアテスト。がん、アルツハイマーの超早期発見が可能。
*神経伝達物質テスト。脳の傾向を知ることができる。
*トランス脂肪酸を断つ。マーガリンやマヨネーズの原材料になっている。ショートニング、ファットスプレッドなどと表示されていることがある。
*シュガーフリー。砂糖や甘いものを断つ。
*糖質制限。まずはご飯少なめから始める。
*グルテンフリー。小麦製品を避けて腸の調子を上げる。
*カゼイン、乳糖フリー。毎日のように牛乳を飲むのは腸に負担をかける習慣。
*中鎖脂肪酸。肥満予防、炎症抑制に効果があるオイル。ココナッツオイルやMCTオイルサプリメントを取る。
*スーパーフード。チアシード、アサイー、カムカム、カカオ特にダークチョコレート、ブロッコリースプラウト、麻の実、クコの実、スピルリナ、マカ、ココナッツ、モリンガ。耳慣れないものだが本書では勧められている。
*水分補給
*瞑想
*熟睡
*デジタルデトックス
*パワーナップ。30分以下の昼寝。
*腹八分目
*朝の運動習慣
*スタンディングデスク。座りっぱなしは喫煙に匹敵きするほど有害である。
*ウェアラブルデバイスをサポートとして使う。
*ヨガ
*アーシング。裸足で大地に触れることで体に溜まった静電気を足から放出するらしい。
*コミュニティーに属する。誰かと一緒に楽しく過ごす時間が健康寿命延ばす。
*ペットを飼う。
*カビ対策。
*断薬。薬で根本的な健康は作ることができない。薬を飲むほどに肝臓の負担になっている。
*マッサージやストレッチで体のメンテナンスをする。
できること、続けられそうなことからまずは始めてみる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうでしょうという内容とそれは知ってるていう内容と。。
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健康寿命を伸ばすための手法が書かれている。
特に「生体検査」と「食事」では、目新しいものが多かった。人生の時間は限られているのでどんどん取り入れていきたいですね。
運動や睡眠をしっかりとした上で、
検査や健康的な食事にはお金がかかる。健康を金で飼う時代。 -
なんとなく知っていたこともあったけど
改めて知識をインプット。
健康的な食事をしたくなった。
運動(筋トレやストレッチ)、ヨガ、瞑想も習慣にする。
ひとつずつ。継続。 -
デイブアスプリーの本に書いてあることの焼き直しでした
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バイオハック、パフォーマンスを改善するための方法が書かれた本。どれも気軽に始められる事なのでいくつか実践して見たい。早速、遺伝子検査を受ける事にした。私は以前から糖質制限をしていたが体重の減りが悪いと感じていたが糖質制限が向かない体質なのかもしれない。遺伝子検査の結果が楽しみ。
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バイオハックなんて聞きなれない言葉ですが、これは科学的に実証されている様々な方法で心身のパフォーマンスの最適化を目指すこと、だそうです。
食事、運動などが大事なのは当たり前ですが生体検査についてはちょっと興味が出来ました。
特に遅延型アレルギーに関しては普段の食事ではなかなか気づけないので一度調べてみたいという気がしました。 -
科学的知見から自らの肉体・精神・脳のパフォーマンスの最適化を目指す「バイオハック」の45テクニックを紹介した一冊。カタログのような感じで「生体検査」「食生活」「日常習慣」「医療」の4カテゴリで45手法紹介されている。「生体検査」以外は比較的すぐに始めることができそうな手法多。コンブチャ(紅茶を発行させた乳酸菌飲料)はちょっと気になったので、腸内環境改善の為にためしてみようと思った