- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815617165
作品紹介・あらすじ
2021年、惜しくもこの世を去った知の巨人・立花隆。
彼が全生涯をかけて追ったテーマは、
人はどこから来てどこへ行くのか……?
人間とは何か、生死とは何か、人生とは何か?
そしてよりよい人生のためには
どう生きればよいのか?どう考えればよいのか?
知の巨人の思索の旅と、読者へのメッセージを一冊に凝縮。
池上彰の解説とともに贈る「21世紀の君たちはどう生きるか」
生きるとは、旅すること。考えること。
感想・レビュー・書評
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立花隆の著作から人間とは?死とは?なぜ生きる?どう生きる?考えること、これからの人へといったテーマに沿って抜き出した「立花隆思想抜書」です。出典が50冊以上に及ぶので、全て読んでる人はいないはず。知識に基づいた見識が染みました。小学生にはまだまだ難しい知見だとは思いましたが、評論読みの勉強にもなるし、少しずつ読み聞かせで興味を持たせる方法もアリだと思います。基本は中学からかなぁ。
私が読みたいと思った本は『未来をつくる君へ』『二十歳の君へ』。『脳死』『サル学の現在』『臨死体験』あたりは確か読んだはず。そちらももう一度パラパラ読みたいと思いました。
『サピエンスの未来』からの抜粋で、ヒトは染色体情報をはるかに超えた言語情報を世代を超えて伝えられるという叙述があり、知識や本の素晴らしさを再認識しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後にオチがありました。情報の信憑性を意識して読書しないといけないのとのことでしょうね。
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果てしない知識の海を漂うような読後感。いくら考えても答えのないテーマであるからこそ興味が湧き立つ。知の巨人、立花隆さんのお話を直に聴いているような、そんな贅沢な読書時間でした。
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知の巨人、立花隆さん。
ほんとうに、色々なことを教えて頂きありがとうございます。
「宇宙からの帰還」
最初の出逢いでした。
想いを馳せて、改めてご冥福をお祈りします。 -
冒頭の池上彰氏の解説から、知の巨人からのフレーズをピックアップして分類化されています。
表題見て買ったときは少々後悔しましたが、後半にかけて余韻が出てくる感じです。
最後まで読み通すことをおすすめします。 -
著者の言葉が短く編集されていて読みやすい
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仮説→実行→検証
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立花隆さんの著述のダイジェスト版といった感じの一冊。立花隆入門書としても◎
気になる言葉がたくさん。付箋を貼ったから、また読み返したい。そして出典元にもあたりたい。