- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815621629
作品紹介・あらすじ
心理学者サイモンズは、子育ては4つのタイプに分けられると言いました。
著者は法務省心理職として1万人を超える非行少年・犯罪者を見てきた結果、
サイモンズの言ったとおり、子育てには4つのタイプが存在すること、
いずれかのタイプに偏った家庭に犯罪者が育つことを確信しました。
その4タイプとは「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」。
この4つの言葉を見て、「私の家庭は過保護でも高圧でもないし……」と思った親御さんへ。
実は……
親は誰でも知らず知らずのうちに
この4タイプのどれかに偏っていることがあるのです。
非行少年・犯罪者の育った家庭環境の事例とともに、
各タイプにありがちなこと、気をつけるべきことを伝えていきます。
偏っていない子育てはありません。
でも、少しでも真ん中に寄せる意識はできる。
その一歩として。やさしい子育て入門書です。
感想・レビュー・書評
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本書を手に取った理由は、私自身が関わる子どもたちの中に気になる子どもがいるからです。
何が気になるかと言うと親子関係です。
それで何かヒントはないか、得られるものはないかと手に取りました。
正直、ヒントが見つかったは判りませんが、読んで良かったと思えました。
子育てをされている人、された人は考えたことのある事柄もあるかと思いますが、子どもとの関わりについて、とても解りやすく書かれていて納得いくものばかりでした。
子どもの将来のために、これから子育てを経験される方、子育て中の方、子育て一段落の方、色んな方に手に取って欲しいと思いました。 -
心理学を用いて、子育ての特徴について述べている本である。
無関心型の子育てほど、当事者の子どもにとってかわいそうなことはない、と思った。
インナーチャイルドなどの親から受けた影響が、成人以降も思いもよらす引き起こすというのが、現代では当たり前のように論じられているのだとも思った。
心理学の発展を通じて自分が学ぶことで、自分の両親との関係や今後の家族関係がより良くなるよう、精進していく。 -
未成年者犯罪で親の子育て的な情報が垣間見えることがある。子育ては4つのタイプがあり、偏ることが危ないとの主張。確かに!、と思う面もあるので読んでみたい
#犯罪心理学者は見た危ない子育て
#出口保行
23/8/5出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3DIC0L5 -
そもそも子どものためなのかということをもう一度振り返ってみて考えないといけない。親が子どもの学びを阻害していては、将来困るのは子ども自身だし、そのフィードバックとして親にも跳ね返ってくるんだ。夫婦と親子のコミュニケーションは大切。
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非行少年と関わる経験が豊富な筆者だからこそ書ける犯罪心理学からの子育て論、多くの気づきを得ることができた。教員を20年以上続けていて、なんとなく経験則でわかっていたことの確認ができ、あの時こう接していたらという後悔も覚え、今後の教員生活に活かせそうなものばかりであった。付箋をつけたところを繰り返し読んでいきたい。
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犯罪心理学者がなぜ子育て?と思いました。
しかし、子育てのヒントにあふれていて非常に興味深く面白かったです。
子育ては未来に対する投資、未来の社会に対する貢献であること。子供のよりよい将来のために書き下ろしているのがよくわかります。
どの家庭でも必ず4つのタイプで子育てされている。
私自身がどこに当てはまるのかと明確だったので、つい引き込まれてしまいました。
とても読みやすく、多くの子育てをしている方に読んでいただきたいのはもちろん、自分がこのような傾向にあるのはこのような育てられ方をしたからだったのか…とスッキリもできる一冊です。 -
過保護型、甘やかし型にかなり思い当たる節があるなー。
高圧型もゆるくやりがちな気が…
本から学んだことを_φ(・_・
・結果がどうであれ、チャレンジする姿勢を褒めるようにする
・小学校低学年では、社会的なルールを理論的にちゃんと伝える
・傾聴する、否定しない
・きちんと話し合いをする、そういった習慣をつける
・良くも悪くもフィードバックを受け、今後の教育に反映させる
今積読になってる7つの習慣は役に立ちそう。
ちゃんと読もう! -
親になり、日々悩んだり迷ったりしながら子育てをしている。自分自身駄目なところがたくさんあるって自覚もあるのに、果たしてそのダメダメな私が偉そうに子育てできる?でもそれでも自分の子どもには幸せになって欲しい。
人の振り見て我が振り直せ。
この本には、子どもを一人の意思のある人間として接していくことの大切さが書いてあるように思いました。
子どもとたくさん話し合い、SOSに気付ける親でありたい。 -
子育てを4つのタイプに分類
・過保護型
・高圧型
・甘やかし型
・無関心型
「普通の家庭」の子育てが行きすぎて「危ない子育て」になってしまう危険や注意点を、実際の非行・犯罪の事例をもとに解説する
《送り迎え・宿題・声かけ・お手伝い・食生活・おこづかい・ゲーム etc.
それ、過保護かも。》──帯のコピー
1万人の犯罪者・非行少年の心理分析から見えてくる「子育ての失敗事例」を子育ての学びに変えていく
著者は犯罪心理学者
フジテレビ「全力! 脱力タイムズ」にレギュラー出演しているあの出口先生
テレビのキャラとは異なって本書はいたってまじめな子育て本、2023年8月刊
巻末に「子育て4タイプのチェックリスト」付き
好評で9万部突破の前作『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』(2022年8月)では親の「言葉」に着目したのに対し、本書では「養育態度」に焦点をあてて語る
両書とも一読、再読、三読の価値あり
こんにちは。
レビューを読み、自分も親子関係に関わる仕事をしているので、ぜひ読んでみようと思いました。しまたにさんの...
こんにちは。
レビューを読み、自分も親子関係に関わる仕事をしているので、ぜひ読んでみようと思いました。しまたにさんの本棚は学びが多いので、時々おじゃまさせていただきますm(_ _)m
お世話になります。
私も時々お邪魔させて頂いています。
様々な本が並んでいて、勉強、参考にしています。
お世話になります。
私も時々お邪魔させて頂いています。
様々な本が並んでいて、勉強、参考にしています。