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- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815802325
作品紹介・あらすじ
20世紀精神史への問い。ともに哲学の刷新を掲げて出発し、今世紀を代表するに至った二人の思想家の友情と葛藤の軌跡を刻み、ナチズムと戦争によって引き裂かれた時代の転変を映し出す、第一級のドキュメント。
感想・レビュー・書評
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ハイデッガー=ヤスパース往復書簡 1920‐1963
(和書)2012年05月02日 15:08
名古屋大学出版会 1994年6月
前半は招聘に関する話題ばかりでげんなりしたが後半のやりとりはかなり面白かった。
134にあるハイデッガーの攻撃についての指摘は自分自身の吟味に良い意味で示唆的であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでいる余裕がなかった。最初の方だけ見たが、面白そうではある。
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各々は短く抑制されていながら、非常に多くの、そして様々な領域についての、提言に富んでいる。でも永遠に未完。まとめられたヤスパースの遺稿にはハイデッガー宛に書かれながら実際には「送られなかった手紙」も幾つか含まれている。それらは、内容的には、実際に「送られた手紙」よりも遥かに多くの重要な問いかけを含んでいるように思われる。私には、ヤスパースがなぜそちらを優先させなかったのか、まだわからない。
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