- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816364174
作品紹介・あらすじ
筋トレの効果を最大限に高めるための栄養摂取と食事法を徹底解説。タンパク質はいつ、どれくらい摂ればよいのか、プロテインやアミノ酸サプリの選び方と摂取法、筋肥大やコンディション維持に効く食生活テクニックまで、「スポーツ科学×栄養学×ボディビル式食事術」に基づく最新メソッドを紹介します。
感想・レビュー・書評
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素晴らしいの一言。スポーツ科学と栄養学が融合されていて、無駄なく整理されている。とりわけ血糖値を上げない食品、摂取テクニックが参考になった。
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端的で読みやすくわかりやすい。
筋トレの食事方法と栄養と生活習慣が書かれているため、辞書的な使い方をしています。 -
科学的根拠に基づいて、基本的な栄養、食事、筋トレについて学べる。
初学者におすすめです。 -
体系化されており、わかりやすかった
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うーん、これほつまらん。
中身はつまってるかもしれないが、読み物としてつまらん -
スポーツマネジメント学科 健康・科学コース お薦め入門書
https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00077395 -
# 筋肉
筋肉はタンパク質からできている
タンパク質はアミノ酸からできている
必須アミノ酸:体内合成ができないため食事で摂取する
※グルタミン、アルギニンは体内合成できるが、必要な量が多く、準必須アミノ酸と言われている。
# タンパク質の吸収と分解
タンパク質は胃から腸でアミノ酸に分解される
↓
肝臓から全身に運ばれる
# 筋肥大のしくみ
① 筋肉に強い負荷がかかる
② 成長ホルモンの分泌が促進される
③ タンパク質合成が促進される
↓
筋繊維が太くなる(筋肥大)
筋肉は絶えず分解と合成を繰り返している
1日1%程度
筋肉のグリコーゲンが不足すると、アミノ酸。それも不足すると筋肉が分解されるため、運動前には糖質・タンパク質をしっかり補充しておく。
※糖質を過剰に摂取するとインスリンが過剰に分泌されるので糖質は小分けに摂るのが良い
# 成長ホルモンの働き
運動やトレーニングをすることで成長ホルモンの分泌が促進される
↓
成長ホルモンの分泌が増え、・筋タンパク質合成の反応が高くなっているタイミングにタンパク質を摂取すれば筋肥大効果を高めることができる。
# 五大栄養素
・糖質(炭水化物)
・脂質
・タンパク質
・ビタミン
・ミネラル
朝昼晩の3食で食物繊維をバランスよく摂ることが理想
# タンパク質の摂取
成人男性が1日に必要とするタンパク質:60g
⇨筋肥大を目的とする場合、1日120グラムを目指す
良質なタンパク質の基準=アミノ酸スコア100(9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれている)
大豆・肉・魚・卵・牛乳はアミノ酸スコア100
※タコ・エビ・カニ・貝類は70〜80
# 食物繊維の重要性
不溶性食物繊維・・・腸内で水分を吸収し膨らみ、便通を改善
豆類や穀物、野菜、きのこなど
水溶性食物繊維・・・糖が小腸から吸収されるスピードを遅らせる
海藻類
不溶性:水溶性は2:1ぐらいの比率で摂取するのが理想
# アミノ酸プールの役割
摂取したタンパク質は体内の「アミノ酸プール」に貯蔵される
必須アミノ酸が一つでも不足していると、タンパク質合成はその最も低いアミノ酸のレベルまでしか合成できない。
# タンパク質の消化吸収時間
食材により消化吸収される時間に差がある
肉や魚のような固形物は時間がかかり、粉末のサプリメントや液体のプロテインは早い。
# タンパク質の摂取タイミング
高強度の筋トレでは、グリコーゲンだけでなく必須アミノ酸のBCAA(パリン、ロイシン。イソロイシン)も筋肉のエネルギー源として消費されてしまう。
筋肉へのBCAA補給がなければ筋肉を分解してBCAAを生み出すことになる。
糖代謝が進んでも筋肉の分解がおこる。
↑
筋トレ前に血中の必須アミノ酸濃度を高めておくことが必要
筋トレ終了後はホルモンの分泌により筋タンパク質合成反応が高い状態
筋トレ終了後3時間がゴールデンタイム(消化吸収されるまでの時間を含めて)
↓
合成反応が高いうちにタンパク質を十分に補充することが重要
※タンパク質をプロテインで摂取したとしても消化吸収に1時間はかかるため、レーニンング直後に摂取することが大切
筋トレ後の菌タンパク質合成の亢進は48時間継続する
1回のタンパク質摂取量は内臓への負担も考えると20gが適当
3〜4時間の摂取間隔が理想
# 乳酸の筋肥大効果
乳酸は成長ホルモンの分泌を促進する
⇨練習の1〜2時間前に炭水化物(糖質)を摂取しておく
# 腸内の善玉菌を増やす
ヨーグルト、チーズ、納豆
# よく噛む
# 睡眠の質を高める
浅い眠り・・・成長ホルモンの分泌が少ないなる
深い眠り・・・成長ホルモンがしっかりと分泌される
# 入浴で全身を温める
首までしっかりとつかることで血行が促進され、筋肉にホルモンやアミノ酸が多く送り込まれる
※お湯が熱すぎると成長ホルモンの分泌低下、眠りも浅くなる
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やはりこのシリーズは名著ばかり。