- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816367656
作品紹介・あらすじ
立つ、座る、動く、それぞれの状態で、より負担がかからず、効率よく動かす方法を学ぶことが、運動力学になります。本書では、図を掲載し、姿勢や運動に関係する力学を、物理が苦手な人にも理解できるように、基本的なレベルから解説します。
感想・レビュー・書評
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力学が得意だったので、その力学を姿勢と運動につなげたく、この本を読みました。
また、自分は剣道をやっているので、その動きとも関連させながら読むことで楽しかったです。
以下、この本で学んだことに、自分なりの解釈を入れてみました。
基底面の中に重心を入れると安定する。
足を先に前に出せば、支持基底面の中に重心が入るため、転びにくくなる。
例えば、剣道の打突の時に、上半身を前傾させると、腰と複合重心が離れてしまい、背筋に余計なモーメントが要求され、打突に使うモーメントが減ってしまう。
腰に負担もかかる。
常に意識したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重心ベクトル関節モーメント
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簡潔なイラストがたくさんあり、とてもわかりやすい。
高校物理を学ぶ子に薦めたい。スポーツやダンスをする子ならより興味を持って読めそう。
体を動かすのが極端に苦手な子も、これを頭に入れてから動かすと少し「どうしたらいいか」わかるようになるかもしれない。
部分的には中学理科の理解にも使える。 -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 競技スキー部
請求記号:780.11/Ka
所蔵館 2号館図書館 -
力学を学びたい方にお勧め
何故、背筋をら伸ばして物を持つ必要があるか?
正しい歩き方など、力学をベースに語られている -
重心の説明がとても役に立った。