季刊のぼろ Vol.33

制作 : 西日本新聞社 

• 西日本新聞社 (2021年6月11日発売)

作品紹介・あらすじ

第1特集は「北九州・海峡の山(仮)」。

福岡県北九州市は、かつて全国屈指の工業都市として日本経済を支え、九州の玄関口としても栄えた歴史ある街。
生活エリアが福智山系や平尾台などの山々、関門海峡や周防灘、響灘、洞海湾の海など豊かな自然に近接する点でも注目されてきました。とりわけ風師山、矢筈山、戸ノ上山、足立山を有する企救山系から、関門海峡と市街地を眼下に見晴らす景色は絶景です。
今号では街から登れるショートルートや縦走路、テント泊やナイトハイクなどにも触れ、企救山系特有の「海峡、街に近い山」の楽しみ方を分厚く紹介します。

※変更になる場合があります。
1.潮風ハイク&キャンプ 風師山~矢筈山
2.癒しの縦走 足立山~戸ノ上山
3.夏のナイトハイク 小文字山
4.関門海峡・周回ルポ「のぼろ・およご・わたろ」
5.現存する要塞を巡る 矢筈山・高蔵山
6.黒田征太郎 山を語る 描きおろしの絵画

第2特集は「くじゅう・坊がつる72時間(仮)」。

空前のキャンプブームを受け、テント泊を始める山好きさんも急増中。テン泊登山といえば大分・くじゅうの坊がつる。
季刊のぼろ編集部が約72時間(3日間)現地に滞在し、テン泊登山者を次々に取材。テント泊の醍醐味、自慢のギア、スタイルなどを取材しました。

【連載企画】
「夏のベストルート」
■佐賀県有田町 青螺山~黒髪山
■福岡県香春町 牛斬山~香春岳
■大分県佐伯市 元越山
■宮崎県五ヶ瀬町 小川岳

「春の低山万歳」
□鹿児島県鹿屋市 中岳
□熊本県玉名市 二ノ岳~三ノ岳 ほか

著者プロフィール

九州5県で朝刊約50万部、福岡県内で夕刊約5万部を発行するブロック紙。1877（明治10）年、国内最後の内戦となった西南戦争の戦況を報じた「筑紫新聞」を源流に、「めさまし新聞」「筑紫新報」を経て1880（明治13）年に「福岡日日新聞」を設立。1942（昭和17）年に「九州日報」と合併して「西日本新聞」となった。2017年に創刊140周年を迎えた。福岡と北九州に本社、東京と大阪に支社、取材拠点となる総支局・通信部は国内45カ所、海外5カ所（駐在含む）にある。本書の基となったキャンペーン報道「新 移民時代」の取材班は、本社社会部、政経部（旧都市圏総局、経済部）、東京支社などの記者や海外特派員たちで編成。写真デザイン部（旧写真部、デザイン部）も携わった。一連の連載は2017年11月、第17回「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」草の根民主主義部門で大賞を受賞。2018年1月には第22回新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を受賞した。

「2020年 『【増補】新　移民時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」