白球と宿命 甲子園から生まれた6つの物語 (日刊スポーツ・ノンフィクション)
- 日刊スポーツ出版社 (2008年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784817202529
感想・レビュー・書評
-
7人のライターが綴る,甲子園で話題になった高校や監督さんへの取材記録。
あの夏のあの時,選手や監督はこんなことを思ってたのか~,と興味深く読んだ。
スター選手以外に光を当てたところがいい。
奇跡を起こした07'佐賀北、06'の早実メンバーのその後、鬼監督と言われた帝京の前田監督の本音など取材する側の引き出し方がうまい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの物語に味があり、よかったです。高校野球とほんといろんなことがおきますよね。
-
中田翔、佐藤由など題材としている選手がキャッチー。
-
(単行本 - 2008/1/24)
08年3月16日(日)朝日新聞に書評。 -
矢崎良一という人が書いた『松坂世代』という本が大好きで、高校時代夢中になって読んだ。
それ以来、野球に関するスポーツノンフィクションを読むことが増えた。
今回は、その矢崎さん監修とあって、発売日に購入。
内容は、やはり『松坂世代』に比べると見劣りするが、
中田翔といい、佐藤由規といい、やはり一流はどこかで一流の指導者に出会っていると感じた。
それも、熱のこもった指導者に。
彼らはいずれも教え子に夢を託し、だからこそ全てをかけて指導する。
スポーツに限らず、このような指導者に出会うことが一流への近道だと感じた。