- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784818012264
感想・レビュー・書評
-
10年前に購入させられた教科書。輪読した覚えがある。どんな内容だったけ?と確認したくて再読。
なぜその援助行為が必要なのかという理由が「必要だからだ」で終わってしまっている印象。患者にとってその援助行為や支援がどういう働きをするのか、患者がそれを必要とするのはなぜなのか、看護師にとって患者とはどういう存在なのかについて十分に議論されていないので、援助される側と援助する側の対比が目立ってしまい、弱者と強者、あるいは自立できない者と自立している者という誤った観念を形成しかねないと思う。
ジェンダー的によろしくない表現もたくさん登場するので、読んでいて不快である。もはや看護の歴史を勉強するうえでの古典的書物でしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生の頃に何度も読んだ本を、手放す前に久々にもう一度読んでみました。学生の頃は、こんなの当たり前だろうと思って読んでいましたが、働いてみて、いかに重要なことだったのかと。大事なことを思い出させてくれました。
-
WY085
1.看護師の独自の機能、すなわち基本的看護ケア
2.人間の基本的欲求およびそれらと基本的看護との関係
3.基本的看護ケアを行うにあたって考慮に入れるべき患者の状態、その他の条件、基本的看護ケアのための計画
4.基本的看護の構成要素 -
看護師の仕事内容として、予想を大きく超えるような事は無い。けれども看護の仕事はやはり相当な覚悟が必要であると再認識する。看護師を尊敬するし、看護師を目指す人を尊敬する。
-
教材として買わされたのでw ナイチンゲールの『看護覚え書き』と伴に読みました。患者の自立という部分がより明確化された気がします。