目で見る聖書の時代

著者 :
  • 日本基督教団出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818401938

作品紹介・あらすじ

本書は、聖書と聖書考古学を少しく学んできた著者が、これまでの聖書考古学の成果の中から、日頃、聖書に親しんでおられる方々に興味を持っていただけそうな主題を選び出し、これをやさしく紹介したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 1994年発行の本だが、図やカラー写真がふんだんに使われており、聖書の時代を視覚的に、歴史的に理解することができる良書だと思った。

    内容は前半が気候や生活や文化、いろいろな生活の考古学の成果、旧約聖書の時代の建築物についてまとめている。後半は、新約聖書のイエスの回った辺りの文化の話、新約聖書に出てくる周りの国々や民族について、最後に洪水、バベルの塔やカナンの神々についてまとめている。

    著者がはじめにで書いているが、聖書考古学の概説書ではないそうなので、聖書を読むときに横に置きながら辞書的に見てもよいのではないかと個人的には思う。

  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/01081330/?partnerid="><b>目で見る聖書の時代</b></a><br> 1994.10<br><br><br>カテゴリ、イスラエルを中心とした東「地中海」地方が舞台ということで…。<br>中近東の遺跡を訪ね歩いていると、どうしても必要になってくる聖書の知識。<br>文字で読んでいるだけだとイメージが浮かんでこないので<br>カラー写真が満載の、この本を購入しました。<br><br>行く前の事前学習として読むのも良し。<br>帰ってきてから「ココ見たココ見た」とほくそ笑むのも良し。

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著者プロフィール

1948年生まれ. 専攻, 旧約聖書学・古代オリエント学. 現在, 立教大学文学部教授.
著作:『古代メソポタミアにおける死者供養の研究』(ドイツ語版, 1985),『創成神話の研究』(編著, リトン, 1996), 『ギルガメシュ叙事詩』(編訳, 1996), 『創世記』『エゼキエル書』『ルツ記』『コーヘレト書』旧約聖書Ⅰ, Ⅸ, ⅩⅢ(1997−98), 『歴史と時間』歴史を問う2(編著, 岩波書店, 2002), 『古典としての旧約聖書』(聖公会出版, 2008),『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店, 2010), 『この世界の成り立ちについて──太古の文書を読む』(ぷねうま舎, 2014)『新装版 ギルガメシュ王の物語』(ぷねうま舎, 2019)ほか.

「2022年 『バビロニア創世叙事詩 エヌマ・エリシュ  』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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