- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784819112512
感想・レビュー・書評
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・日本は借金大国(国民一人当たり800万円)
・銀行は国債を大量購入し一杯一杯だが、黒田総裁の日銀が国債を購入することで大事に至っていない
→国債を購入し、紙幣を増刷することは価値を下げることに繋がる
・誰かが国債を売り出したら暴落が止まらなくなる
→国債がほとんどの運用先である年金だって減る
・成熟経済は生活消費と長期投資
・応援したい企業へ投資
→応援者が多い企業は株価の底入れも早い。ここで応援株を購入
★共通しているのは、市場暴落時に購入することだろう
・国策で個人の金を銀行に集め、銀行が産業界に融資した。しかし、景気上昇により産業界は資金が蓄積し、銀行からの借り入れは不要となったが銀行へはお金が集まってきた。行き場のない金が土地、株のバブルを生んだ。
・企業リサーチはみながやっている。差がつくのはここではない。売り時買い時が一緒になっては儲からない。
・目先は無視、5年後10年後を見据えてその企業へ投資。
・株価は景気や業績に先んじる
★金利上昇局面で債権は暴落しうることが難しい。
→景気失速時は債権、上昇時は株式、高金利時は現金。局面に応じてポートフォリオを変化させる。
・なになに関連銘柄は短期投資専用
★国債バブルがはじけると株式へゆっくりと移行していく。グレートローテーションが静かに進行中詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"5年先、10年先のアバウトな業績イメージを持つ
長期投資家にとっての買い材料
その企業がじっくり取り組んでいる研究開発に対して、将来に大きな夢を感じられるか
その開発がものになった時、その企業の業績はどれ程大きく跳ね上がるか、いろいろたくましく想像すること -
いつもどおりの澤上節。目新しいことは何も書いていないが、改めて澤上さんの考え方を知ることができました。長期投資を知るには良い一冊だと思います。