ナラティブ・キャリアカウンセリング――「語り」が未来を創る

  • 生産性出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820120605

感想・レビュー・書評

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  • サビカスのキャリアカウンセリングの本を読んで、面白いし、具体的なヒントになることも多い一方、やることが定型化、ステップ化されているのに違和感が残った。

    そういうなか、コクランのほうが、明確なステップなどがなく自由度が高いということを聞いて読んでみた。

    が、サビカスより具体論が少ないので、具体的にどういうふうにアプローチするのか、イメージできなかったな。

    エクササイズものっているのだが、本を読んだだけでは、具体的にそういうケースにどうアプローチするのか、皆目検討がつかないな〜。

    多分、逐語ベースのセッション記録か何かないとわからないだろうな〜、と思った。

    日本では、サビカス(2011)が先に出版されたのだが、原著はこのコクラン(1996)
    が先に出ている。

    技術論より、考え方の方に、よりウェイトが置いてある面もある一方、従来的なカウンセリングの手法を使いながら、そこからナラティブ的にどう関わっていくかという面もある。

    通常のキャリアカウンセリングがわかってないとやはり話が見えない。

    いずれにせよ、「ナラティブ・キャリアカウンセリング」の雰囲気は、なんとなくわかったことにしてみよう。

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