集中力 パフォーマンスを300倍にする働き方

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820719809

作品紹介・あらすじ

人がどのような状況のときに集中が高まるかを計測するメガネ型デバイス「ジンズミーム」を使って、働き方改革の支援を行っているジンズ社。この取り組みは、2017年7月に行われた経済産業省主催「HR-Solution Contest ―働き方改革×テクノロジー― 」において、グランプリを受賞しました。人が一日に集中できる時間は4時間と言われますが、この4時間に最大のアウトプットを出し、働く時間を自らマネジメントするための方法を、「ジンズミーム」プロジェクト責任者がさまざまな実証実験や内外の研究結果をもとに25のメソッドとして紹介します。
本書では、働き方改革と集中力の関係を解き明かした後、「環境」「取り組み方」「体調」という集中状態を高める3つの土台を整えるための「今日からできる集中メソッド」を紹介していきます。「集中タイム」「マインドワンダリングの排除」「ポモドーロメソッド」などユニークな手法ばかりです。

感想・レビュー・書評

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  • ボリューム的にもさらっと読むことができた。
    集中力が低下してるのを感じていたので、いくつか取り組んでみたいと思った。

  • 聞いたことがあるところもありつつも、研究の引用や著者個人の経験で、網羅的に集中するためにできることがまとめられていて、実際に使える本というかんじだった。

    「通勤電車でのKindleの読書スピードでその日の体調をはかる」「失敗してもくよくよしないことをルーティンにする」など、ただ頑張るのではなく、自分よコンディションを観察しながら、淡々と精度を上げていくという姿勢。

    取り入れていきたい。


    以下、印象に残ったところ引用↓

    「集中系のタスクが向いている曜日」「コミュニケーション系のタスクが向いている曜日」など自分の特性がわかれば、それに合わせて仕事場所を変えていくなどの工夫が考えられます。

    ちなみに私は、月曜は全く集中できないので、共有・確認系の週次会やブレストタイプの会議などは月曜に入れるようにしています。

    自分では気になっていても、周囲ではそんなこと憶えていないよと考えれば、そう気にすることもないというふうに開き直って考えられます。 そして、自分でも気にしなければ、いずれ忘れるということです。

    最も手っ取り早いのは、思ったことをできるだけ言葉にして確認することです。「言うべきことは言う」ことで、妙な誤解を解くことにもなります。 集中力を鍛えるには、物事をあいまいなままにしない習慣も必要なのです。

    多くの偉人やアスリート、尊敬する知人にとってのルーティンを行う目的とその方法を整理してみると、次の8つに集約できます。
    ①験担ぎをして、やる気スイッチを押す
    ②成功確率を上げる(シミュレーションで)
    ③今日の調子を知る
    ④失敗時にくよくよしない(これをやってもだめなら仕方がない)
    ⑤意思決定を減らす
    ⑥脳の迷いを無くす
    ⑦思考の枠を外す(あえて逆のことをして)
    ⑧集中しやすい脳の状態をつくる

    仕事に入る前の自分なりの儀式的なルーティンをつくりましょう。PCの立ち上げ時の手順、会議での発表時の動作など、「これから集中しますよ」という自分への宣言になることがいいでしょう。

    作業手順をルーティン化して、その手順どおりに仕事を進めることです。PCを立ち上げる今日のスケジュールを確認するメールをチェックするその場で回答するものと後で返信するものを振り分ける外出の準備を整える・・・というようなことを一連の流れにしておくことです。

    私は、通勤電車内でのキンドルの読書スピードでその日の体調を測っています。

    失敗してもくよくよしないことをルーティンにするのです。

  • まあ、そうですよね。
    という感想です。

  • 働き方改革は残業時間の削減が目的。
    やり抜く力GRITより集中力のほうが大事。
    後から覗かれない席のほうが集中が高まる。
    ツアイガルニク効果=やりかけでやめるとやめている間も考えている。
    小さな判断は、ルーティン化する=習慣化
    JINZMEME

  • 働き方への見解から、集中力と生産性の話。そして集中を高めるには…。

    けっこう実践的な内容。沢山紹介されていたので、やってみたいと思ったことをいくつかを取り入れるだけで、生産性上がりそう。


  • ・自分が一番集中できる時間帯を知り、一番大事な仕事の時間にする
    ・集中できる曜日を知り、スケジュールを最適化する
    ・ガムを噛むことでストレスや疲労が低下する

  • 他の本にもあるような内容と感じてしまい、真新しさはなかった。

  • 集中力を高める要素を詰め込んだ1冊。
    仕事上、知的集中についての調査を兼ねて購入しましたので、個人的にはとても満足です。
    しかし、目からウロコの内容はあまりありませんので物足りない方もいらっしゃるかもしれません。

  • 組織と個人双方にとってwin-winの関係となるために集中力が重要と説く。著者が在籍しているJINZでは、集中力について研究するラボがある。そこでの知見や集中力に関する知識をもとに論を展開する。
    特に印象的だったのは、日本には根性論という「無理な状態なのに、無駄に頑張ってしまっている状態」が根付いているということ。「人が一日に集中できる時間は、4時間」など人間自身について理解した上で、どう働いていくかである。
    集中メソッドが多すぎて覚えられません。。

  • 類似本を読んでいれば目新しさはあまり無いかと思う。読んで損は何が画期的な発見も無い。

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著者プロフィール

大学卒業後、戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトルに入社。大手製造業を中心とした事業戦略、技術経営戦略、人事組織戦略の立案に従事する。2012年、JINSに入社。商品企画、R&D室JINS MEME事業部マネジャー、Think Lab取締役を経て、JINS経営企画部門 執行役員を務める。JINS退社後、Sun Asteriskに入社、Business Development Unit Manager。著作に『集中力』(日本能率協会マネジメントセンター)、『深い集中を取り戻せ』(ダイヤモンド社)がある。

「2022年 『異能の掛け算 新規事業のサイエンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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