経営を強くする戦略経理

著者 : 前田康二郎 高橋和徳 近藤仁

• 日本能率協会マネジメントセンター (2018年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

経営視点と現場視点での経理「戦略」のシナジーを『戦略経理』として、これからの時代に求められる経理の姿を考える一冊です。
『戦略経理』とは、会社の経営戦略に、数字を意識、活用した戦略を組み込んでいくことを提案、実践していくことで、「戦略的経理思考」の必要性、重要性を経営陣や現場に理解してもらう、ということ。そして、「経理自身の戦略」。経理社員として、いかに自分のスキル、キャリアを「戦略的」に積み上げていくか、ということ。
不確実性の時代を生き抜く経理パーソンとして、この２つの「戦略」を磨いていくための実践方法がわかります。

感想・レビュー・書評

[nakahisashiさんの感想 · 2018年8月10日]

経理を、単なる伝票処理で終わらせるのではなく戦略的な思考を持って働いていくことを提唱している。シチュエーション別に、日常の仕事へ直接ヒントになるような視点・思考で記述されていてわかりやすい。
経理面から経営戦略への橋渡しにもなっている。
ただ、この本を読めばできるようになるわけではない。自分の置かれた立場で「何をしなくてはいけないか」が見えてくることに価値がある本。
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[bamboohouseさんの感想 · 2018年7月7日]

実務寄りの生々しい内容が記載。当たり前だが、経理も単なる転記のみに留まらず、会社のことを良く知り、業績改善提言を出来るようにならなければならない。

著者プロフィール

スーパー経理部長

「2021年 『「稼ぐ、儲かる、貯まる」超基本』 で使われていた紹介文から引用しています。」