- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820729303
作品紹介・あらすじ
本書の主人公、まりかは小学校に入り、いろいろなことにお金がかかることに気づきます。そして、お金について調べていくうちに、「ひんこん」の存在に気づきます。どうしてそうなってしまうのでしょう?
日本の子どもの貧困率は先進国の中でも高いといわれています。一時期と比べると低下してきているものの、依然として高く、コロナの影響で高まることが懸念されています。特に、相対的貧困の生活水準で暮らしている世帯の半数がひとり親世帯であり、この世帯の生活水準が一層低下する恐れがあります。
そういう現実があるということを、親と子はどう考えていくべきなのでしょうか? 本書を通じて、まずは基本的なことを知ったうえで、親子で一緒に「貧困」や「格差」、「公平」について考えてみましょう。
感想・レビュー・書評
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丁寧に考え考え作られたのだろうなあと思う。
低学年のお子さんに向けての貧困の本。
〇主人公の女の子が貧困の家庭について考えるという内容。
個人的には、主人公が貧困の問題を抱えていて…の方が自分ごととして捉えやすいかなと思ったのですが、
・様々な形の貧困がある
・1つ道を挟んで貧困を考える
などから、こちらの形が良いのかもと。
伝えなければいけないけど、難しいテーマだと思う。
〇社会人としては、「食べるものもないほど困る」前に助ける仕組みが望ましい。
〇やりたいお仕事していても、十分な手当てと保障が無いときもあるんだぜ。世知辛いなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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