システム・シンキング: 問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術
- 日本能率協会マネジメントセンター (2001年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820740155
感想・レビュー・書評
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表出している問題にたいする原因分析とか、因果関係の書き方は面白いと思いました。
ついつい簡単に直接原因だけ書いてしまうけれど、複雑な相関をこういう風に表現すればいいのかと納得しました。
使えるシーンがあったら使ってみたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続編の「システム・シンキング・トレーニングブック」が面白かったので、品切れになっているこちらのほうも中古で買って、読んでみた。
基本的には、知らない事はあまり書いてない訳だけど、演習問題も多いし、興味深く読めた。といっても、1日で、ナナメ読みすることがふさわしい本ではなさそうで、やっぱりこういうのは理屈ではなく、実践(=グループ学習)あるのみだな、と思った。
一番、面白かったのは、最終章の「システム思考を日々実践する」で、システムシンキングの実践にあたっての留意点が書いてあって、「なるほど、この本読んで良かった」感が高かった。例えば、「自分の考えを主張するために、システム思考を利用しない」とか、「問題をすぐに解決しようとしない」とか、「学習の準備が不十分な人々や、学習に前向きでない人々に対してシステム思考の技術を使わない」とか、耳にいたい。システム思考は、「メンタルモデル」を克服するためのテクノロジーなのだが、「メンタルモデル」にとらわれている人は、自分のメンタルモデルが明らかにされ、これが議論を呼ぶ可能性がある、とのこと。なるほどねー、システムシンキングは、「気づき」だけじゃなくと、「傷つき」も与えるわけだ。 -
パス1
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システムダイナミクスをわかってないと。
要素分解して考えてもうまくいかないんじゃない?
メタ認知に関連あるのかな
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草場先生から紹介されたシステム思考の本