なぜなぜ分析 管理編

著者 : 小倉仁志

• 日経BP (2012年11月8日発売)

作品紹介・あらすじ

東レ・ソニーなど、実例を収録。ヒューマンエラー撲滅の切り札。

感想・レビュー・書評

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

ビジネス

[nyankoteacherさんの感想 · 2013年1月12日]

業務のさまざまな局面でおこるミスの原因分析と再発防止対策の検討および実施について、極めて実践的なアドバイスを満載。特にロールプレイングの読み物形式で解説しているので、飽きずに読めた。
個別のトラブル事象の検討のコツにとどまらず、管理者向け、経営課題への昇華に向けたヒントなど高次の品質管理を射程に捉えた内容である。小集団活動やＱＣサークルのリーダー向けのマニュアルはたくさん類書があるが、このレベルで解説するテキストは意外に少ないので、役に立った。
特に、<b><span style='color:#ff0000;'>事象を「なぜなぜ」で分析・記述する際に、適切な「副詞」の使い方にこだわる</span></b>というのは貴重な示唆である。

著者プロフィール

1985年東京工業大学工学部化学工学科卒。デュポン・ジャパン（現デュポン）合成樹脂事業本部入社。エンジニアリング・プラスチックス事業部の技術営業として各種プラスチックに関する技術課題の解決支援（設計、加工、検査）に従事。1992年から日本プラントメンテナンス協会でトータル・プロダクティブ・メンテナンス（TPM）などの指導に従事。2005年より独立し現職。著書は『なぜなぜ分析 実践編』『同 管理編』（ともに日経BP社）、2013年2月に『問題解決力がみるみる身につく 実践 なぜなぜ分析』（日経ビジネス人文庫）が発売された。

「2014年 『クイズで学ぶ なぜなぜ分析超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」