- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822242541
作品紹介・あらすじ
日本資本主義の始祖と世界金融界の猛獣には、共通点があった!渋沢家五代目にして大手ヘッジファンド元日本代表が明かす。激動の21世紀、日本とあなたが生き残るカギはリスクマネジメントにあり。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000223696
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リスク・マネジメントを通しての“人生訓”に近いような本。
金融とかマネジメントにまったく触ったことない人でも十分理解できると思う。
その分読書家の人には、中途半端とも言われそうな内容でもある…。 -
ヘッジファンド=ハゲタカというイメージが強いと思う。オルタナティブ投資をしているほとんどのファンドはハゲタカとは全く違う集団であることを知った。オルタナティブ投資をしているファンドは大きくわけて5つに分類される。
ヘッジファンド、プライベートエクイティファンド、バイアウトファンド、ベンチャーキャピタルファンド、ディストレストファンド。最後のディストレストファンドがいわゆるハゲタカと呼ばれてるファンドである。またその中でキャッシュフロー狙いの不良債券ファンドと呼ばれるデッドタイプとキャピタルゲイン狙いのバイアウトファンドと呼ばれるエクイティタイプの2種類があり、後者を俗にいうハゲタカとよぶ。マスコミは外資=ハゲタカとする誤った報道を平然としている。正確な理解が必要と思わされた。
本書の内容としては実践的なオルタナティブ投資論を説明してるのでなく、リスクマネジメントの重要性と効果的なレバレッジの考え方を書いた思考論でした。金融関係者問わず楽しめる内容です。