- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822246686
作品紹介・あらすじ
博学の智恵者・ジェイコブズの遺作。拝金主義の現代文明は、暗黒時代に突入した!科学信仰、エリート主義、税制、地域社会、家族。アメリカの繁栄を支えてきた5つの柱が崩壊する。
感想・レビュー・書評
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壊れゆくアメリカ
(和書)2010年12月06日 22:18
ジェイン・ジェイコブズ 日経BP社 2008年5月22日
柄谷行人さんの書評で読んでみました。
暗黒時代というものが決して過ぎ去った何かでもなく、遠い未来でもなく、どのようなものとして現実に存在しているかが書かれている。それは柄谷さんの作品からいうと他者を手段としてのみ使おうとすることだといえるのだろう。見ざる聞かざる・・・自分という他者を手段としてのみつかう、同時に目的としてと言う部分が暗黒時代への対抗運動の基本的姿勢なのだろうと思った。
単独性としての対抗運動と世界共和国としての対抗運動は、それぞれその痕跡を追うことができるらしい。ただそれへの可能性は何処でも何時でも有り得ないなら絶望だろう。対抗運動・理念としてしか有り得ないということが希望なのだろうから誰にでもその契機はあるということだろう。私にも・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の就労システムもイケるところまで行っているような気がした。
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一度無くなってしまった文化とか技術とかは なくしたことさえ忘れられてしまう日本の地方都市に行くとシャッター通りがあるわけだけど 日本も車がなかったころの生活にもう戻れないんだと思う車がなかったころの生活スタイルは 失われて戻ってこない。
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分類=経済・グローバライゼーション・アメリカ合衆国。08年5月。