性格のパワー

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248598

作品紹介・あらすじ

幸福感は健康や所得とほとんど関係がなく、かなりの部分が遺伝で決まってしまう。協調性は職業上の成功にとってマイナス要因。親の養育態度は子供の性格形成にほぼ無関係。性格とはいったい何であり、われわれの人生にどんな影響を及ぼすのか?驚きの世界最先端の研究結果を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 購入:2011年6月25日
    廃棄:2022年4月29日

  • Big5の協調性、外向性、良識性、開放性、情緒安定性の要素の解説、環境と遺伝の影響、BIG5に至るまでにあった、類型論や精神分析の観点など、現時点でのエビデンスを元に特性とはどういうものかを細かく分析されているように感じた。この本の発売時点だとまだまだ、特性五因子との関連性はわからないことがあるので、これからの研究がこの本を覆すこともあるのだろうと思いながらもエビデンスの出し方、多角的な考察はしっかりしていて納得のいく内容で説明されているところは好感が持てる。
    一部、結論何が言いたいの?と思うところもあった。
    最も記憶に残ったものはやはり特定五因子の細かな構成要素の説明であった。協調性、外向性、良識性、開放性、情緒安定性の要素は自分がこれらの言葉からイメージするものだけでなく、なるほどこういう要素も含むのかと勉強になった。まだ、覚えきれていないので再度読み直して頭に入れたいと思う。

  • 性格に関する様々な研究の歴史と問題点に紙面の多くを割いている他、「自尊心の高さは学力の成績や対人関係の能力の高さと相関関係がない」こと等、面白い研究が複数取り上げられている。

    ビッグ・ファイブが性格分析の主流になるまでの過程と、ビッグ・ファイブに基づいたメタ分析結果を知りたい方にオススメできるかと思います。

  • とにかく読みにくい。
    ここ20年位で、心理学の分野が相当変わった事は解ったが。

  • 性格や行動特性にまつわる最新の心理学研究について書かれた本。一般の人が読んだら「?」となるところが何箇所か。
    心理学を専攻している人ならば、理解出来る内容だと思う。
    ただ、古典的な心理学研究の否定に終始している印象が拭えず、だからなんなのよというところの記述が少ないのが残念。

  • 血液型占いを信じますか?この本を読むと占い、人相学など見方が変わるでしょう。

  • 世界最先端の驚きの研究結果を紹介。幸福感は健康や所得とほとんど関係がない? 協調性は職業上の成功にとってマイナス要因? OPAC → http://t.co/1SN1Kj5Dbq

  • パーソナリティ研究に手を出す前に読んでおきたい一冊。なんとなくデータがあると信じてしまうけど、批判的な視点を持つことを忘れないようにしたいものです。

  • いろいろなデーターで証明しているものの、イメージがわきにくかった。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00168047

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