- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822249045
作品紹介・あらすじ
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』著者最新刊!
マーケティングとPRを「今すぐ」やらなければ、炎上と機会損失から逃れられない。
ボーイング、コカ・コーラ、フォード、インテルにできて、アマゾン、ファイザー、シスコにできなかったこととは?
感想・レビュー・書評
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正しくスピード感を持って。
非常に大変。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【 #書籍紹介 】 @BizHack1
2012年5月初版のSNS活用の本。
リアルタイムで顧客と繋がり、
マーケティングやPRに活かします。
事例は大きな会社ですが、
対応方針を決めておく事は
どんな会社でも一緒かも。
#リアルタイム・マーケティング #生き残る企業の即断・即決戦略
https://amzn.to/3jr3MBg
2021/08/07 -
作者が本書を書くにあたって、フォーチュン500社にアンケートを取る際に、会社の広報メルアドを集めた顛末の第5章が面白い。(もちろんグレイトフルデッドの話も)いやはや、一方的なアンアケート依頼もこんな形で出版されるなどと会社幹部は思ってもみなかっただろう・・と、こういう感慨が既に時代遅れなのだが。ソーシャルメディアの情報は絶え間なく動いており、それを知らないだけで炎上や機会損失という大きな代償を払うことになる。
そうした状況にもかかわらず、相変わらず大半の企業が従業員にリアルタイムコミュニケーションを渋る理由は、社員が都合の悪いことを書いて評判を落とすかもしれない、こうした活動が重要なビジネスに直結するはずはない、時間の無駄、本来の業務の時間が削られる・・など様々。しかし、このトレンドを当たり前のこととして受け入れ、社員教育をきちんと行い、全社員が会社のスポークスマン及び情報チェッカーの働きが期待できるなら話は変わります。そうしたチャレンジをしている会社の代表がIBMです。
本書の大きなメリットは、IBMのソーシャルネットワーキングへの社員の心構えをガイドラインにしたものが全文掲載されている点でしょう。
2012年本書のあとがきで楠木健は「情報があふれている情報社会で、どうすればリアルタイムに対応すべき情報を選別できるのか。それは、人間の「注意」である」と身もふたもないことを書いていますが、今ならネットでバズる情報なら比較的チェックは簡単だろうし、自社への書き込みならハッシュタグやスクリーニング機能を使えば容易でしょう。
本書は2012年出版ですが、2016年YouTube動画ピコ太郎のPPAPがジャスティン・ビーバーのtweetにより世界的流行に火をつけた顛末など、やはりインフルエンサーと呼ばれる人たちのネットでの影響力の大きさははかり知れません。そうした中でステマという手法も現れてきたわけですが。その後のこうした変化や出来事も素材にすれば続編も書けそうですね。 -
マーケティングとPRを「今すぐ」やらなければ、炎上と機会損失から逃れられない。圧倒的な競争優位につながる、リアルタイムで情報をつかむ重要性を説く。
Ⅰ 革命の到来
Ⅱ 市場とつながろう
Ⅲ 事業をすぐに成長させよう -
■書名
書名:リアルタイム・マーケティング 生き残る企業の即断・即決戦略
著者:デイヴィッド・ミーアマン・スコット
■概要
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』著者最新刊!
マーケティングとPRを「今すぐ」やらなければ、炎上と機会損失か
ら逃れられない。
ボーイング、コカ・コーラ、フォード、インテルにできて、
アマゾン、ファイザー、シスコにできなかったこととは?
(From amazon)
■気になった点
・今日では、スピードと機敏さがものをいう。
・新しいコミュニケーションツールは、型破りであるため、私達
を不安に陥れる。
・参事の火種は決して消えてなくならない。だから、禁止した所で
根本的な解決にはならない。むしろ、現実を受け入れ、つながり
を促し、持続的な成長へと結びつくコミュニケーション体制を
取り入れた方が、企業が繁栄する可能性は高いだろう。 -
主にtwitterを活用した、リアルタイムで対応するマーケティングについての本。フランクな語り口調で、説得するようにその必要性と重要性を教えてくれる。
しかし、これはチームを組んでやらないと速攻で過労死するやろ。。。 -
とにかく「リアルタイム」というキーワードでくくったマーケティングの本でした。
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ソーシャルメディアも発展し、より広義なソーシャルウェブが浸透する中で、マーケティング、コミュニケーションはリアルタイムに近づいている。かつてのように、中期や単年度の計画を作って回していくのではなく、週次の計画を作って、適宜修正していく、というのがネットを中心とした新しいマーケティングのあり方である。そのためにも、企業は実際に顧客や外部と接触している現場担当者に権限を与えなければならず、そのメリットはリスクを凌駕するという提案。
実際にこういうことをやるべきだし、やれないところは淘汰されていく、というのは最近の実感でもある。サイクルは早くなり、情報量も増える中で、いかに適切な情報ソースを持っているか、適切なキュレーターとつながっているか、は個人的にも差別化につながるものになる。
恐竜のように動作の鈍い企業には、耳の痛い話。もうユカタン半島に隕石は落ちているのに。 -
ソーシャルメディア、特にTwitterを旧態然とした大企業がいかにして活用すべきかが書かれた指南書の様だった。
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スマホ等の普及もあって、常にネットに触れることが可能な現在、
企業としてどう追い風にする必要があるのか?
リアルタイムの重要性をうたった本。
読めば実感するtwitterの可能性。
ダイレクトマーケティングのツールとしての可能性はとても大きい。
本書にも書かれている通り、企業としても専門部署の設置や、
社員が企業に投稿できる内部統制の確立等、
むしろ積極的に取り組む必要があるのであろう。
解説に書かれた「時間のコモディティ化」も納得。
現在、時間は大きなアドバンテージにはなり得ない。