- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822251550
感想・レビュー・書評
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ソフトウエア開発者に向けてフィットネスや起業関連のコンテンツを提供する著者による、まさに「ソフトウエア開発者の人生マニュアル」。
普段からブログや動画で情報提供をしている著者らしく、書籍でありながらブログ記事をまとめたように見える構成となっている。(つまり、各章が短い上に語り口が親しみやすいので読みやすい。)
内容に目新しいことや画期的なことは特に見当らないけれど、これ1冊で必要なトピックはほぼ網羅しているように思われる。キャリアの築き方、自分の市場価値や生産性を高める方法のほか、お金や心身の健康に関する部分もある。
本書を読んで良かったと個人的に感じた点は……SNSのLinkedINについて興味が湧いたこと(名前しか知らなかった)、ポモドーロ・テクニックの正しい手順をきちんと学べたこと(概要しか知らなかった)、著者独自(?)のクォータシステム(繰り返し実行するタスクをリストアップして実行する手法)だ。
ソフトウエア開発者として人生に迷ったときに本書を手に取れば、きっと何らかのヒントが見つかるだろう。その意味で手元に置いておいて損はないと思う。
強いて悪い点を挙げると……あくまでアメリカの話であったり著者とは価値観が違ったりするために必ずしもすべてがそのまま実践できるとは限らないということ。それと、まつもとゆきひろ氏の解説は(本書のマーケティング上の理由で追加されたのかもしれないが)別になくてもよかったのでは……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体を鍛えること、メンタルを強くすること、ファイナンスに明るくなることなどソフトウェア以外のことも書いてあり有益。オプション取引についても記載あり。
日本国内では雇用文化が異なるので給与交渉は難しいかもしれない。また、今後の人口ピラミッドを考えると一部の地域以外では不動産投資は難しいかもしれない。その点は注意が必要。 -
自己啓発
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ポモドーロテクニックを知れて良かった
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より良い人生を送るためのノウハウとスキルを網羅。キャリアを築こう、自分を売り込め、学ぶことを学ぼう、生産性を高めよう、お金に強くなろう、やっぱり体が大事、負けない心を鍛えよう。
各章はそれぞれの専門書があるとしても、全体として、ソフト開発者の人生としてまとめたところがポイント。ベース認識として、開発者なら数字に強く仕組みを理解できること。アメリカにおける開発者像が見えた感じ。 -
ぶろぐやってみようかな?
全体的なアドバイスをしてくれる本 -
ソフトウェア技術者として成功するためにはどのようにすべきかに重きを置いた本。確かにブログで技術関連の文章を公開するのはメリットばかりだよな。人に教えることで技術力も上がるってのも納得。自分では実践してないことばかりなんだけど、考え直した方がよいかもと思った(+_+)
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自分が特に参考にしたいと思ったところ。
人それぞれの立場で読むと、また違ったところが気になると思うので、ざっくりと読んでみることをお勧めします。
■出世するために必要なものの1つとして、責任を引き受ける。
責任の重い仕事が回ってくるようにするためにできること
・みんなに無視されているおmのの、自分なら管理できるというプロジェクトを引き受けること。
・チームの新メンバーが仕事のペースについていけるように支援すること。
・プロセスのドキュメントを書き、そのドキュメントをメンテナンスし続けていくこと。
・ほかに誰もやりたがらないものの、自分が引き受ければ楽にしたり自動化したりできるものを探すこと。
■自分のマーケティングに使えるチャネル
・ブログポスト
・ポッドキャスト
・ビデオ
・雑誌記事
・書籍
・コードキャンプ
・カンファレンス
■あらゆるものをすばやく学習するための「10ステップシステム」
1. 全体像をつかむ
2. スコープを決める
3. 成功の基準を決める
4. 参考資料を見つける
5. 学習プランを作る
6. リソースをフィルターにかける
7. 使い始められるようにする方法を学ぶ
8. 遊び回る
9. 役に立つことができるところまで学ぶ
10. 教える -
印象に残った文章「うまくやり遂げるまではできたふりをしよう」一瞬、はっ?と感じてしまう人もいるだろうが、中身の真意を読んでみて納得した。決して、怠慢さとは違う。
エンジニアになってまだ間もない人ほど、早めに読んでみて欲しい本です。