HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント

制作 : ベン・ホロウィッツ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822255015

作品紹介・あらすじ

シリコンバレーのトップ経営者、マネジャーに読み継がれる不朽の名著、待望の復刊!!

インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。『HARD THINGS』著者のベン・ホロウィッツ、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグなど、シリコンバレーの経営者や幹部たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた。

アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。

<シリコンバレーの起業家など著名人が絶賛!>
「世界最高の経営書だ」――ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者)
「僕の経営スタイルの形成に、本書は大きな役割を果たした」――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO)
「シリコンバレーのトップ企業は何ができるか、アンディは最高のモデルを築きあげた」――マーク・アンドリーセン(ブラウザ発明者、アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者)
「非常に大切なことをすばらしく教えてくれる重要な本」――ピーター・ドラッカー

<アンディ・グローブの教え>
・マネジャーは自分の部門のアウトプットを最高に上げる活動に、エネルギーと注意を注がなければならない。
・マネジャーの最も重要な責任は、部下から最高の業績を引き出すことである。
・マネジャーにできるのは、もともと動機づけのある人が活躍できる環境をつくるだけ。
・ミーティングを招集する前にマネジャーは、自分が達成しようとしているのは何なのか、と自問しなければならない。
・何かに「イエス」ということは、他のことに「ノー」と暗黙にいうことだ。「ノー」と頭を振る気迫、正直さ、規律を身につけなければならない。
・レポート作成は重要だが、読むことは重要でないことが多い。“自己規律訓練”の“手段”なのである。

感想・レビュー・書評

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  • 考課時の3つのL
    LEVEL:相手まで降りて率直に
    LISTEN:よく聞く
    LEAVE YOURSELF OUT:自分を圏外におき客観的に

  • 今でも使える考え方がたくさん載っている。また数年後に読み返したい

  • インテルの実質的な創業者であるアンディグローブがマネジメントについて記した本。書いてある内容自体は今で言えば当たり前のようなことが書かれているが、それでも非常に普遍的かつ改めてハッとするようなことが記載されている。

    何よりすごいのはこの本が40年近く前に記載されたにも関わらず未だに参考にできる点である。細かい部分を言い出すとキリが無いので割愛するが、非常に示唆に富んだ本であることは間違いない。化学工学で博士号を取得した人間でもあり、本の構造にまで気を遣っているのかもしれない。何度も読んで噛み締めた方が良い類の本だと思っている。

  • 勉強になるが、難しい

  • インテル社のアンドリュー・グローブによる、ミドルマネージャーへの指南書。
    ビジネス書なんだけどちょっと難しく(翻訳のクセか?)、それなりに気合を入れないと掴みかねたりする。した。

    多分骨子としては「最小の労力で最大の効能を得る」という部分に集約されると思う。その思想から「制約的ステップ(いわゆる律速段階だ)」「ワンオンワンの重要さ」「様々なインディケーター(観測機)を導入する」とかが出てくるんだろう。
    つまり、今の仕事やこれからの仕事がどの程度将来の時間を省略できるか…というところかな。部下に月一度1時間でも真面目に向き合えば、その一ヶ月の能率が上がるワケで、やらない理由ってないよね?となる。

    こう考えると、マネジメントとは”人”というブラックボックスにタスクを投げ入れて結果を生むことの効率化と言えるかもしれない。
    そりゃほっといても(ある程度出来る人間なら)結果は出てくるんだけど、少しの労力でもっと良い効率と成果が出てくるだろう。効率化の手段はいくつかのパターンに分けられるものの、これだけあればというモノはない。

    個人的に一番納得がいったのは「レポートというものは自己規律化の手段である」というところかな。レポートは自分のために、そして発表は相手のために。何のためにそれを行っているかの本質がつかめれば、僕らの仕事ももうちょっと楽になる…かもしれない。

  • 40年以上も前の内容だが、現代でも通じるという点に驚きを隠せない。
    工場生産を中心として話を整理しているためアウトプットという点に絞ってまとめられているためスコープがわかりやすい。しかしその分人の特性などに関しては記述が少ないのでインディケーターなど、マネージャーからの命令によって取得するのではなくチームとして積極的に取得するためにはどのように広めていくのかが鍵になっていくのかもしれない。
    言葉としては出てきていないものの、現在よく話題になる心理的安全性に関しても指摘されている。
    また、グローブの法則として提示されている「共通の事業目的「持つすべての大組織は、最後にはハイブリッド組織形態に落ち着くことになる」というのは今自分が所属している組織のことを指摘しているかのようで恐ろしくもある。
    最後の第4部ではこれまた最近よく耳にするコーチングの重要性を述べている。
    総じて令和の今にも通じるマネジメントの教科書だなと思った。

  • hard thingsから誘導されて読んだ。マネジメントとは、ということについて、特に人との関わりを重視している。小手先っぽく見える経営理論とは異なり、人の育成が大事というテーマは、新鮮だが経験に裏打ちされてるものでもあるので染み込みやすかった。

  • 1983年に書かれたと言う点には驚き。色褪せていない本だと思う。ただ、自分の読解力が欠如しているのか、はたまた翻訳が下手なのか内容が頭にスッと入らない。
    「伝説の名著」とあるが正直つまらない。
    YouTubeの「ポケカルビジネスTV」の方がよっぽどためになる。自分がヒラサラリーマンだからかヒットしないのだろうか(泣)?
    幾人かの部下はいるけどね。

  • ミドル・マネジャーのための名著だと思う。マネジメントの基本に立ち返る際に何度も読み返したいと思った。

  • マネージメントの基本的なことが書かれている

    詳しくはこちら
    https://blog.hatena.ne.jp/takeoido/takeoido.hatenablog.jp/edit?entry=4207575160646197416

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著者プロフィール

1936年9月2日 - 2016年3月21日
ハンガリーのユダヤ系アメリカ人実業家。1936年ハンガリーのブタペスト生まれ。1956年にハンガリーからアメリカに移住。ニューヨーク州立大学を主席で卒業し、カリフォルニア大学で博士号(化学工学)取得。インテル社の創設に参画し、第1号の社員となる。79年社長に就任。97年にはタイム誌の今年の人に選ばれた。98年にはインテルのCEOを辞任し、2004年には会長から退いた。スタンフォード大学経営大学院で24年にわたって指導した。
『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(日経BP社)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」マネジメント部門賞受賞。

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