問題プロジェクトの火消し術

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 249
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822262112

作品紹介・あらすじ

なぜ、プロジェクトは悪化し続けるのか?「真のプロマネ」が伝授する実践的問題解決スキル。すぐに役立つリカバリー・マネジメント・ツールを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 内容が生々しくて、読んでいて胃が痛くなるような本です。悪い本というわけではなく、プロジェクトにおける目をそむけたくなるような問題に対して真摯に向き合っているからであり、その問題を解決するための助けとなる知識が得られる良本だと思いました。
    読み物としても面白いですが、問題分析の実例や相手の行動を想定した対応例などが多く記載されているため、本を参考にしながら自分の問題に置き換えて対応方法を検討する用途に利用できるかと思います。カバー範囲も広く、状況に合わせて読み返すことで新しい気づきが得られそうだと感じました。

  • 昨年のいまごろ、某ハードメーカーにて、インフラプロジェクトの品質管理なぞをやらせていただいておりました。ここ数年PMOの存在が大きくとりざたされておりますが、どの案件に関しても大成功!でおわる案件はまずない。リカバリプランニングの繰り返しをしつつ、時間と労力とお金をやまのように投資して進めるプロジェクトもそう簡単にはリカバリできていないのが常。

     作者は海外でのたくさんのプロジェクトに携わり、さまざまな規模での経験から、現場に一番近い形での取り組み方法をうまく書かれています。わかりやすい上、ああそういうことかと関心することもおおいので、PMやこれからがんばっていこうというPLさんたち、小さな規模でも案件をまかされている若い人たちにもわかりやすいかとおもいます。

     やはりどんなプロジェクトでもおもうのですが、結局は人のあつまり

    プロジェクトの成功?は心理戦をいかに制すかにかかっているのでないのかなあと、やっとこの年になってわかったような笑

  • 事例がチャートで紹介されて良い?

  • 炎上してからのプロジェクトマネジメント

    これも火消しには大切

  • リカバリーが必要なタイミングでの介入が求められることが多いので、手元に置いておこうと思います。

  • 3

  • 購入

  • 火を噴いたプロジェクトを再び軌道に乗せるノウハウが書かれた本。8つのプロセス、すなわち、1)現状から「悪化の兆候」を感知する、2)問題調査へのユーザー承認を得る、3)仮説検証により問題を定義する、4)リカバリー・プランを策定する、5)プランへの社内支援を得る、6)プランのユーザー承認を得る、7)プラン実施の体制を再構築する、8)プランを実行し、追跡・評価するに区分し、それぞれについて詳しく述べるという章立てになっている。
    実録・失敗プロジェクトという読み物が、いかにもありそうな例で笑える。また、いくつかの想定問答集も参考になる。
    この本を読んだからと言って火消しがたちどころにうまくなるというものではないが、なんらかの道標にはなりそう。

  • 大規模プロジェクトを想定した感じですね。小規模プロジェクトだけの経験ではここに書いていること(リカバリというプロセスが必要になること)は理解しにくいかもしれません。
    規模が大きいとものごとを動かすことが大変で、ましてやリカバリとなると個人の動きでは簡単ではなくて、やはりこの本にあるようにプランを持って物事を動かすということが大事になってくると思います。その指針というかプロセスは大変勉強になりました。

  • 読み物的に非常に楽しめる。
    社内支援と体制再構築のあたりは、現状が目の前に浮かぶ様である。
    教科書(ドリル)的に、これを読めば問題解決力がつくというのはなかなか難しいと思うが、知っているか知らないかは大きな違いにはなる。
    PMだけではなく現場SEも読んでおくべきものだろう。

    2回目:少し当時と環境が異なっている、のかも知れない・・

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