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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822285456

作品紹介・あらすじ

ビットコインを中心とした仮想通貨の情報技術面を詳述した教科書です。ブロックチェーンやマイニングの仕組みや非中央集権的なピアツーピア通信を基礎から解説します。プリンストン大学が開講したオンライン講義コースをベースとしています。
Fintechの目玉とも言える仮想通貨の信用は、ネットワーク参加者全体で相互に形成されており。ネットワーク内の電子署名されたピアツーピア通信の仕組みにより、安全性が確保されます。ビットコインなどのすべての取引記録は、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に記録され、ネットワークの各ノードに分散的に保存されます。取引の整合性は、これにより全参加者が検証できる仕組みです。
本書には、多数のコラムが掲載されており、概略だけでなく、従来のコンピュータ技術から見ると細かい気になるところにも触れています。たとえば、本当に安全なのか、根拠とする理論は何か、などです。

感想・レビュー・書評

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  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/608631

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001126942

  • およそ仮想通貨を構成している技術について考察している本としてはベストではないかと思う。かなり詳しく書いてある。

    ただし、技術の理解に数学の知識が必要.
    またコンピュータについても基礎知識が必要。(コンピュータ操作の一版技術でなく、コンピュータ科学と言う意味で。)

  • 図書館で借りた。
    仮想通貨・ビットコインに関する技術書。原題は「Bitcoin and Cryptocurrency technologies - a comprehensive introduction」直訳すれば、「ビットコインと暗号通貨の技術~包括的な入門」だろうか。comprehensiveから教科書としたのだろうと思われる。
    内容は、結構深い。ハッシュ関数や電子署名の情報理論的な話はもちろん、サトシ・ナカモトが出てきた歴史的背景と、さらに法や政府との関わりすなわち社会科学的な側面と、幅広い知見で記述されている。ちょっと1回通しただけでは、「仮想通貨が分かったぜ」とは言えない奥深さを感じた。
    イラスト多めの~とか、誰にでも理解できる~といったタイプの本ではないので、みっちり文章が敷き詰められている。そういう意味でも"教科書"だ。まだ、(私が知らないだけかもしれないが、)この手の内容は他の日本語の本で出版されていないと思うので、貴重な本だと思った。

    しっかり読んで、他の人より理解をしたい!

  • 概念の説明のような内容が多いので翻訳が微妙だとわかりずらい。原文を読んだほうがよさそう。

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