- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822288860
作品紹介・あらすじ
世界のトップアスリートたちが実践する「8つのメンタルスキル」をマンガで解説。
「まさか」の事態にも負けない、前向きで強い心を育てるメソッドが学べます。
「はじめに」より
この本は、2020年夏に東京オリンピックが開催されることを前提に、発行の準備を進めてきたものです。
金メダルを目指すアスリートとコーチを主人公とするマンガを通じて、メンタルトレーニングについて学んでもらう入門書です。
しかし最後の仕上げにさしかかったとき、新型コロナウイルスの世界的大流行によって、東京オリンピックの延期が決まりました。
「まさか」の出来事でしたが、私たちは予定通り、この本を発行することにしました。
この本のテーマである「メンタル」は、前例のない事態に直面したときに問われるものであり、
今こそ学んでほしい内容だと考えたからです。
自分が望まない状況が生じたときに、自分を律し、最善の行動を取ることができるかどうか。
それはいつか大差となって結果に表れます。
[原田式メンタルトレーニング 8つのスキル]
(1)目的・目標設定
「どうなりたいか」「なぜそうしたいか」を具体的に設定し、自分の中からやる気を引き出す
(2)セルフコントロール
緊張感やプレッシャーをはねのける「リラクゼーション」と、気持ちを一瞬にして高める「サイキングアップ」
(3)イメージトレーニング
頭の中で未来を想定し、起こり得る状況を鮮明にシミュレーションする
(4)集中力
自分でコントロールできることとできないことを分け、できることに集中する。自分なりのルールやルーティンを定め、習慣化する
(5)プラス思考(パフォーマンスの方程式)
困難に直面したときでも、視点を切り替えてプラスに捉える。常にご機嫌な心の状態を意識して行動する
(6)セルフトーク
前向きな言葉を自分に投げかけ、モチベーションや自信を高める。自分の思考のクセに気づき、積極的な思考から行動を導き出す
(7)コミュニケーション(ストローク)
チームメイトと良好な関係を築くため、日ごろから互いに「心の栄養」を与え合う。目的・目標達成のために助け合える仲間を育成しておく
(8)予測と準備
「嫌なこと」も含めて「起こり得ること」を予測し、万全の対策を取っておく
[ストーリー]
陸上男子400メートルリレーの金メダルを目指す、高校生スプリンターたちの夏合宿。
才能を秘めた選手が全国から集められたが、初日からケンカが始まる。
しかし「勝利の女神」と称えられるメンタルコーチ・ゆりかの指導が始まり、
高校生たちは「心」=「気落ち・感情」に目を向けることの大切さを学んでいく。
そして東京オリンピックの延期という事態も乗り越えて臨んだ決勝レースで……。
感想・レビュー・書評
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自分の心をコントロールするための方法論を、科学的かつ分かりやすく纏めた書籍。スポーツネタではあるが、ストーリーが漫画になっているので読みやすい。体系的な理解には、「目標達成の」ルールと合わせて読むと良さそう。
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原田先生推しだから読んだ。目標達成が良すぎたからかすむけど、普通にいい本だった。原田先生のいろんな本を読んで身につけたいなあ。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50267270
世界のトップアスリートたちが実践する「8つのメンタルスキル」をマンガで解説。
「まさか」の事態にも負けない、前向きで強い心を育てるメソッドが学べます。 (生命融合科学分野 大塚正人先生推薦) -
何のために結果を出したいのか。
何をし何をしないか。
やったことを出し切れるための精神状態をどう作るか。
1つの勝利こだわる中でも、それに到達するための精神力(メンタル)をどう組み立てていくか、どう安定させるか、どうコントロールしていくか。
かつてスポーツをしていたがメンタル的な要素はあまり持たずに実施改めてこの本を読むことで勝つための大事な要素を強く感じることができた。
スポーツだけにはとどまらず、明確の成果を出したいと目標立てるときには、非常に参考になる考え方だと思う。
漫画だから読みやすいし(´∀`) -
無理だと思わず、どうしたらできるか。ポジティブに変換する癖をつける。緊張する場面では!深呼吸、笑顔。