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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822809959
作品紹介・あらすじ
海を眺めては酒を呑み、人を見つめてはまた一杯。カメラの横にはいつも酒があった。故郷沖縄から香港行きオランダ船に無賃乗船して始まった、報道カメラマン石川文洋。その喜びと悲しみの人生を、カラーとモノクロ200点以上の写真で綴る〈酒〉グラフィティ・エッセイ。
感想・レビュー・書評
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「酒こそ我が人生」
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ふむ
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著者が取材で訪れた戦場の国や、遍路の旅や、日本縦断徒歩の旅の先々で飲んだ酒、定時制高校の同窓生と飲んだ酒、さまざまな思い出にまつわる酒の話が心地よい。ベトナム戦争の従軍取材をした数多くのジャーナリストや作家たちに比べ、その視点は鋭角的でなく、酒や各地の食べ物に対する反応は鼻につくほどのこだわりに満ちていず、まっとうな感性に心が温まる。こういう歩幅で生きていきたい、と思う。
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