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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822812461
作品紹介・あらすじ
「私たちは“原発震災前夜”にいる」と訴えてきたが、原子力推進勢力は警告に耳を貸さなかった。災厄は、起こる前に予測し、対策を講じ、防止することこそが肝要なのに起こってみなければわからなかったのだ。
感想・レビュー・書評
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「原発震災には対策をとっているから大丈夫。」
これは3.11以後のつい先日にもわが国の総理の口から出た言葉。さて、ホントにそうなのか。
この本を読むと、その言葉こそが原子力(げんしりょく)ムラの権威ある”カタガタ”の、様々な警告を無視する常套句だったこと、その実なんらの対策もとらないこと、の意味であったことを知る。
政府の原子力安全委員会の分科会委員の席を蹴ってまで地震学者として警告を発し続けたが、聞き入れられなかった著者の無念を読む。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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